女優の大竹しのぶが18日、都内で行われたディズニー&ピクサー最新作『インサイド・ヘッド2』(8月1日公開)の来日スペシャルイベントに登壇。昨日17日に67歳の誕生日を迎えた大竹への誕生日サプライズが行われた。
本作は、どんな人の中にも広がっている“感情たち”の世界が舞台。主人公の少女ライリーが高校入学という転機を迎え、頭の中で彼女の幸せを子供の頃から見守るヨロコビ、カナシミ、ムカムカ、ビビリ、イカリの5つの感情たちの前に、新たに4つの大人の感情、シンパイ、イイナー、ダリィ、ハズカシが現れ、感情の嵐が巻き起こる。
イベントには、来日したケルシー・マン監督、ピクサーのチーフ・クリエイティブ・オフィサーにして本作のエグゼクティブプロデューサーのピート・ドクター、プロデューサーのマーク・ニールセン、キャラクターデザインを手掛けた日本人スタッフの村山佳子氏が出席。さらに、日本語吹き替え版でカナシミを演じた大竹しのぶ、シンパイを演じた多部未華子も登壇した。
大竹は「1でもカナシミの声を演じました。あれから9年も経っているとは思えず、今回声を録音したときも、きちんとカナシミが生き続けていました」と述べ、「1よりもさらにライリーが大人になった分、感動が大きくて、これはぜひたくさんの方に見ていただきたいので、心の底から宣伝したいと思いました」と話して笑いを誘った。
17日に誕生日を迎えた大竹へ、制作陣からサプライズでプレゼントが贈られる場面もあり、大竹は大喜び。カナシミをイメージした花束と、大竹がカナシミをアフレコしている様子を描いた“思い出ボール”を受け取ると、大竹は「お誕生日はそんなにはうれしくないですけど、こんなに美しいバラをいただいて本当にうれしいし、これからも喜びを支えて生きていきます」と笑顔で話した。