映画『鋼の錬金術師完結編 最後の錬成』(6月23日公開)の配信「PERFECT GUIDE」の第5回目が23日に公開された。
同作は2001年から2010年にかけて『月刊少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)で連載された人気漫画の実写化作。亡き母を生き返らせようと、禁忌を犯して挑んだ”人体錬成”に失敗し、左脚と右腕を失った兄エドワード・エルリック(山田涼介)と、身体全部を持って行かれ鎧に魂を定着させた弟アルフォンス・エルリック(水石亜飛夢)の物語を描く。
全5回に渡り、様々な切り口で本作の魅力を紹介してきた「PERFECT GUIDE」は今回が最終回となり、「#5 LAST TRANSMUTATION」では、ナレーションにエド役の山田涼介を迎え、『最後の錬成』の見所に迫る。一足先に本編を見た原作者の荒川弘は「ジェットコースターに乗っているみたいでした。感動するシーンが繋がっていて全編見どころばかりでした」とコメント。エドのキャラクターを完璧に再現した山田を絶賛し「気持ち良く終われて本当によかった」と原作の最後まで描き切った完結編に感動の声を寄せている。さらに、荒川が選ぶ『最後の錬成』の見所BEST3も発表する。
山田自身も思い入れが深いと語る最終決戦では、ホーエンハイム&“お父様”役の内野聖陽と綿密に相談しながら進められ、2人の息ぴったりな撮影風景を捉えたメイキングとインタビュー映像も公開。山田は内野の役作りに関して、その再現度の高さに驚くと共に「内野さん側から提案してくださったのですごく助かりました」と、学ぶことも多かったと明かしている。内野も「山田さんは非常にしなやかで、中性的な魅力のある方なので色っぽかった」と俳優・山田涼介を称賛した。
番組の最後では、完全な存在となった”お父様”によって、絶体絶命のピンチに陥ったエドたちと、エドに全ての希望を託したアルが決死の錬成をしようとする、最終決戦での兄弟の決断が描かれる重要なシーンを解禁する。エドと仲間たちのオフショットも公開された。
(C)2022荒川弘/SQUAREENIX(C)2022映画「鋼の錬金術師2&3」製作委員会