日立グローバルライフソリューションズ(日立GLS)は8月7日、同社が展開するサステナブル経営や社会貢献活動への取り組みなどを紹介する「サステナビリティ」サイトを公開した。
日立GLSでは、同社のパーパスに定める「ひとりひとりに、笑顔のある暮らし」「人と社会にやさしい明日」を届けるため、ユーザーのQoL向上と社会課題の解決に取り組んできたという。加えて同社は2021年度からサステナブル経営の推進に向けた準備をスタートし、3年をかけて段階的にサステナブル経営の本格始動に向け取り組んできた。
今回、社外有識者(第三者)評価による重要課題(マテリアリティ)の確定を経て、2024年度からサステナブル経営を本格的に開始するタイミングに至ったことで、改めて社外向けにWebサイトを公開。サステナブル経営を体系的に整理して示せるようになったとする。
日立GLS取締役社長の大隅英貴氏は、同社が取り組む重要課題(マテリアリティ)を環境/DEI(ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン)/レジリエンス/安全・安心/誠実な経営の5つと説明。
環境負荷への低減やニーズに合った製品づくり、コンプライアンス、健康経営など幅広い分野で全社的に取り組んでいくが、製品に関する部分では、例えば低GWP冷媒(R32)を採用した空調機器の展開や、コードレス掃除機などへの再生プラスチックの積極的な活用を進めて資源循環に貢献。また、スマートフォンを活用した掃除機や庫内に残った食材を外出先から確認できるカメラなど、「(誰かひとりではなく)誰もが使いやすい製品・サービスを届け、家事に「楽しさ」を提供することで、多様で公平な社会の実現を目指すとしている。
【お詫びと訂正】初出時、大隅英貴氏の氏名に誤記があったため正しいものへ修正しました。(2024年8月8日 12:55) |