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筆者はCanaryチャネルのMicrosoft Edgeをメインブラウザー、安定版Microsoft EdgeをRadikoやYouTubeなどの視聴用ブラウザーとして使っている。だが、ここ半年ほど悩まされてきたのが、定額制動画配信サービス「Netflix」のエラーコード「D7361-1253」だった。
別環境のEdgeで確認すると、Canaryチャネルも安定版も問題なく視聴できる。Netflixのヘルプページを見ると、「エラーについて調査中」としか書かれておらず、仕方なくGoogle Chromeを用いていた。本稿執筆時に再び調べてみると、Microsoftのサポートページが新たにヒット。
エラー内容を要約すると、「マルチディスプレイかつ複数のGPU環境で発生」「バージョン89.0.715.0以前のEdgeはDRM関連バグがある」とのこと。筆者は常に最新版へ更新しているため、前者のマルチGPU環境が該当するようだ。
上図のディスプレイ配置で説明すると、ディスプレイ3および4が内部GPU(Intel)、ディスプレイ1および2が外部GPU(NVIDIA)という構成である。「回避策」の説明に習い、安定版Edgeの新規タブをディスプレイ1にドラッグ&ドロップし、その上でNetflixにアクセスすると、映像コンテンツの再生を確認できた。
ひとまずトラブルシューティングは完了だが、問題はディスプレイ2が筆者の右側にあり、映像コンテンツは作業中のBGVとして流している点。正面にあるディスプレイ1は、テキストエディターや作業中のフォルダーが散乱しているため、根本的な問題解決に至らなかった。Google Chromeでは同種のトラブルが発生しないため、しばらくはEdgeとGoogle Chromeの併用を続けなければならない。
著者 : 阿久津良和
あくつよしかず
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