The Heat

米BOX OFFICE MOJOは6月28日~6月30日の全米週末興業成績を発表した。

前週初登場トップの『モンスターズ・ユニバーシティ』が首位を維持。公開から2週間で累計興行収入1億7,100万6,000ドルと、1億ドルの大台を突破した。

週末興収4,000万ドルと、トップに迫る勢いで2位にランクインしたのは、初登場の『The Heat(原題)』。『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』のポール・フェイグ監督が指揮するアクション・コメディで、サンドラ・ブロック演じる堅物のFBI捜査官と、メリッサ・マッカーシー演じるボストン市警の口の悪い女刑事という正反対な性格の2人がコンビを組み、麻薬秘密組織に立ち向かう。

この作品の英国版ポスターでは、マッカーシーの顔が実物よりもかなりスリムに”フォトショップ”されており、表情も変わってしまっている。このため、解禁時は「歴代ワースト1位のポスターだ」「こんな風に手を加えるなんてバカバカしい」などと非難の声が続出し、ちょっとした騒動になっていた。

4位は『ホワイトハウス・ダウン』は、、『インデペンデンス・デイ』、『2012』のローランド・エメリッヒ監督、『アメイジング・スパイダーマン』のジェームズ・ヴァンダービルト脚本によるアクション大作。謎の武装集団の襲撃を受けたホワイトハウスからの大統領らの救出劇を壮大なスケールで描いたスペクタクル作品。大統領を『ジャンゴ 繋がれざる者』のジェイミー・フォックスが演じる他、『G.I.ジョー』シリーズのチャニング・テイタムが救出に挑む捜査官に扮している。

前週2位の『ワールド・ウォー Z』は3位に、同3位の『マン・オブ・スティール』は5位にランクダウンするなど、前週同様9位を維持した『スター・トレック イントゥ・ダークネス』以外は以下も2ランクずつ順位を下げた。

全米週末興行成績TOP 10(6月28日~6月30日)

順位 先週順位 作品名 週末興行収入 累計興行収入 日本公開日 週経過
1 1 モンスターズ・ユニバーシティ 4,618万ドル 1億7,100万6,000ドル 7月6日公開 2
2 The Heat(原題) 4,000万ドル 同左 未定 1
3 2 ワールド・ウォーZ 2,980万ドル 1億2,372万2,000ドル 8月10日公開 2
4 ホワイトハウス・ダウン 2,570万ドル 同左 8月16日公開 1
5 3 マン・オブ・スティール 2,082万ドル 2億4,866万ドル 8月30日公開 3
6 4 This is the End(原題) 870万ドル 7,468万1,000ドル 未定 3
7 5 Now You See Me(原題) 550万ドル 1億468万1,000ドル 未定 5
8 6 ワイルド・スピード EURO MISSION 241万ドル 2億3,331万3,000ドル 7月6日公開 6
9 9 スター・トレック イントゥ・ダークネス 204万ドル 2億2,050万1,000ドル 8月公開 7
10 8 The Internship(原題) 142万5,000ドル 4,170万5,000ドル 未定 4