タニタは、セガホールディングスを中核とするセガグループとコラボレーションした体組成計「セガサターン体組成計」を4月26日に発売する。家庭用ゲーム機のセガサターンのデザインを忠実に再現したものとなるが、なぜタニタはコラボ商品を手がけたのか。

  • 「セガサターン体組成計」はデザインを忠実に再現(C)SEGA

コラボ体組成計が生まれたきっかけ

セガサターン体組成計が誕生したのは、タニタとセガグループの公式Twitterアカウント同氏のやりとりがきっかけ。Twitterでのやりとりをもとにタニタがセガグループに話を持ちかけたところ両社の考えが一致し、商品化が実現したという。

セガサターンは1994年に発売された家庭用ゲーム機で、3次元CGで人気を得た対戦格闘ゲーム「バーチャファイター」がプレイできる次世代ゲームとして登場し、多くのファンを掴んだ。「セガサターン体組成計」はセガホールディングス監修のもと、デザインを忠実に再現しており、30代から40代のセガサターンファンがノスタルジーに浸りながら楽しく健康管理に取り組める体組成計づくりを目指した。

タニタが目指す健康管理の楽しさ

今回の新商品は一時の話題づくりのように思えるが、タニタでは健康づくりのうえで「楽しく続けられる」ことを重視した商品を継続的に展開している。これまでもに、TVアニメ「おそ松さん」とコラボした「おそ松さんオリジナル体組シェー計」ほか、「進撃の巨人」、「TIGER&BUNNY」、「弱虫ペダル」、「東京喰種」、「ジョジョの奇妙な冒険」など様々なアニメ・漫画作品とのコラボ商品を展開してきている。「楽しく続ける」に価値観を置いたタニタからは、これからもコラボ商品が期待できそうだ。

なお、「セガサターン体組成計」は体重、体脂肪率、BMI、内臓脂肪レベルを計測。タニタオンラインショップで26日より販売を開始。価格は税別6000円。販売台数はセガサターンの発売日となる11月22日にちなみ1122台となる。ヴィレッジヴァンガードの一部店舗では本日4月13日から先行販売が行なわれている。