俳優の横浜流星が主演を務める、映画『正体』(11月29日公開)の追加キャストが21日、公開された。

  • 映画『正体』

同作は染井為人氏による同名小説の実写化作。『余命10年』(22)、『青春18×2 君へと続く道』(24)などがヒットする藤井監督が手掛ける。日本中を震撼させた殺人事件の容疑者として逮捕され死刑判決を受けたが脱走し潜伏を続ける主人公・鏑木慶一(横浜)の姿を、彼が出会う4人(吉岡里帆、森本慎太郎、山田杏奈、山田孝之)の視点から描く。

映画『正体』追加キャスト情報が解禁

今回明らかになったのは、劇中で鏑木(横浜)の運命を左右することになる13人の追加キャスト。

主人公・鏑木を執拗に追う刑事の又貫(山田孝之)の上司である警視庁 刑事部長を松重豊、又貫の部下の刑事を前田公輝、一家殺人事件の遺族を原日出子、その妹を西田尚美が演じる。さらに鏑木の過去を知る養護施設の園長役で木野花、事件の鍵を握る謎の男役で山中崇が出演する。

また、鏑木が日雇い労働者として働く大阪の建設現場のパワハラ社員を駿河太郎、沙耶香(吉岡里帆)の父親を田中哲司、東京で鏑木がライターとして働く会社の上司でネットニュースの記者を宇野祥平、長野で鏑木が働く水産加工工場の社長を遠藤雄弥が演じるほか、田島亮、宮崎優、森田甘路らの出演も決定している。若手からベテランまで実力派俳優たちが顔をそろえている。

(C)2024 映画「正体」製作委員会

【編集部MEMO】
映画『正体』は染井為人氏による同名小説の実写化作。殺人事件の容疑者として逮捕された鏑木(横浜流星)が脱走した。潜伏し逃走を続ける鏑木と日本各地で出会った沙耶香(吉岡里帆)、和也(森本慎太郎)、舞(山田杏奈)そして彼を追う刑事・又貫(山田孝之)。又貫は沙耶香らを取り調べるが、それぞれ出会った鏑木はまったく別人のような姿だった。間一髪の逃走を繰り返す488日間。彼の正体とは? 鏑木の計画とは。