アイドルグループ・Snow Manのラウールが主演を務める、映画『赤羽骨子のボディガード』(公開中)の現場ツアー映像が21日、公開された。
ラウール、映画『赤羽骨子のボディガード』撮影スタッフに直撃
今回公開されたのは、全ての撮影を終えたラウールによる現場ツアー映像2本。映像その1で、まず向かった先には今作のメガホンをとった石川淳一監督の姿が。怒涛に過ぎた1カ月半の撮影に石川監督は「盛り沢山でした! アクションも皆さんやっていただいて、ダンスもあったり、全員揃うことが中々ない3年4組など……そういうのを経てなんとかやり切ったなと」と凝縮された日々を思い出しながらコメント。また、クランクアップから公開まで100日を切っているスケジュール感は初めてという石川監督にラウールも驚きの表情を見せていた。
続いて、撮影を担当した佐藤氏を直撃。撮影中カメラと息を合わせて動く場面で、ラウールの拳が勢い余りカメラにぶつかってしまうハプニングもあったという。次は照明部の元へ。暗い倉庫シーンや日中の水族館デートなど、作品の世界観を作る上で必要不可欠な照明部にラウールも「調子の悪い日も美しく照らしてくれた」と感謝の気持ちを伝える。そんな照明部は年齢が近いということもあり、イメチェントークなど気さくに会話する仲の良さも垣間見えた。映像その1の最後は録音部。クラスメイトが集合するシーン等人数が多い分、録音部はかなり苦労されたそう。また、『滝沢歌舞伎』で共にしたことがあった高須賀氏はラウールに対し、「座長感がありました。真摯に作品に取りかかっているから、みんなとちゃんとやっている感じも芝居見てても思いました」と話し、嬉しい言葉の数々にラウールも照れ笑いで喜びをみせた。
映像その2の最初はアクション部を直撃。本編撮影が始まる1か月ほど前から共にアクション練習をしていたラウールは、最初こそ「今日練習か……」と思うほど苦手意識が高かったが、撮影が終わった時には「すごく楽しかった! もう少し勉強したくなりました!」とアクションに対し印象がガラッと変わったことを明かしている。アクション部の富田さんはラウールについて「飲み込みがめちゃくちゃ早いですよ! あとやっぱり手足が長いので映えますね」と大絶賛していた。
続いてはキャスト陣と関わりの多かった演出部。ラウールは、クラスメイトが情報共有し合うインカムを20名ほどに配っている演出部が一番印象に残っている姿だと語り、撮影後も作業があるスタッフ陣の身体を心配するなど、撮影期間共に過ごした仲間達への気遣いを見せていた。
そして、映像には奥平大兼がリポーターを務める指揮車ツアーも収録。普段はモニター班の糸踏忠也(倉悠貴)や、首藤孔蘭(詩羽)が主に使用している指揮車には、ポップな内装におもちゃやお菓子など遊び心をくすぐる小道具がたくさん置かれており、美術部による細かいこだわりを感じることができる。指揮車を紹介する奥平は、杜窪章介(橘優輝)のメディカル箱が車内に置いてあったという新たな発見にテンションが上がったりと、冷静沈着な澄彦とは打って変わって無邪気な様子を見せていた。
【編集部MEMO】
映画『赤羽骨子のボディガード』は丹月正光氏による同名コミックスの実写化作。ある事情から、100億円の懸賞金をかけられた幼馴染・赤羽骨子(出口夏希)のために、ボディガードとなった威吹荒邦(ラウール)に与えられたミッションは、彼女にバレることなく守ることだった。実はクラスメイトも全員がボディガードで、ミッションクリアを目指していく。
(C)丹月正光/講談社 (C)2024『赤羽骨子のボディガード』製作委員会