シャオミの最新スマートウォッチ「Xiaomi Smart Band 7」が7月15日に発売されました。一見すると前モデル「Mi スマートバンド 6」と同じように見えるのですが、実は「6」よりもかなりスペックがアップしています。
実際に使って感じた、「Xiaomi Smart Band 7」のおすすめ機能についてご紹介します。
画面が高精細になってウォッチフェイスがより魅力的に
「Xiaomi Smart Band 7」を使い始めて最初に感じたのが、ディスプレイの表示がくっきり見やすいことです。実は「6」より約25%表示領域が広くなっていて、ディスプレイサイズが1.56インチから1.62インチに。解像度も「6」は152×486ピクセルのところ、「7」は192×490ピクセルにアップしています。
より高精細な画面表示ができるようになったせいか、ウォッチフェイスのデザインが多彩になり、先進的なグラフィックのデザインが増えたように思います。ウォッチフェイスの種類も、前モデルが60種類超なのに対して、今回は100種類超とよりバリエーションが増えました。
筆者はこれまで時刻や歩数、消費カロリーなどが見やすい、数字をベースにしたウォッチフェイスを選んでいたのですが、今回はかわいいイラストや、カッコイイ山の写真などを、気分に合わせてチョイスし楽しんでいました。ウォッチフェイスはディスプレイ画面を長押しすることで手軽に変更できます。常時オンモードにすると、腕時計のように常にオンにしておくこともできます。
最近のスマートバンドでは、本体にはブラックのバンドが付属していて、カラフルなカラーのバンドは別売りというスタイルのものも見かけます。
「6」と「7」もこのスタイルで、交換用バンドは1,000円程度で購入できます。いつもならかわいい色のバンドに交換するのですが、ディスプレイをお気に入りのイラストにすることで、ブラックのバンドがそれほど気にならなくなりました。ウォッチフェイスを気分に合わせて変更するという楽しみ方に気付けた気がします。
24時間対応の血中酸素レベルモニタリングを搭載
大きな機能として、「Xiaomi Smart Band 7」には24時間対応の血中酸素レベルモニタリングが搭載されました。データはあくまで個人的な参照目的とはいえ、血中酸素レベルは健康の重要な指標となるので、数値が100%に近いと安心できます。もし数値が低下し、90%未満になった場合には、振動して健康リスクを知らせてくれるそうです。
今では、血中酸素レベル、心拍数、睡眠、ストレスのモニタリングは、スマートウォッチの標準機能となりました。このような高機能のスマートウォッチが6,990円とリーズナブルな価格で購入でき、約14日間(標準的な使用の場合)も充電不要で使えるのなら、健康を可視化するアイテムとして身に付けておくのは悪くないと思います。
より詳細に睡眠データを確認できるように!
モニタリング機能の中では、より詳細に確認できるようになった睡眠データや、睡眠の呼吸スコアに注目していました。これは管理アプリ「Mi Fitness」の詳細設定で、高度なモニタリングや呼吸スコア(ベータ)をオンにすることでデータを取ることができます。
呼吸スコアが90~100で、「すべて良好です」という表示なら安心。でも呼吸スコアが80台で「注意が必要です」だった場合、どうやらいびきをかいているようです。だから朝起きるとまず呼吸スコアを確かめて、いびきをかかず、熟睡できていたかをチェック。解説ページには夜間の呼吸を改善するためのヒントが書かれているので参考にしています。
睡眠データを月間で確認することで、平均睡眠時間や睡眠の質、何時頃に寝ているかという睡眠の規則性についても確認することができます。「睡眠時間は十分ですが、就寝時間が乱れています。規則正しい睡眠習慣を心がけましょう」といったアドバイスもあるので、睡眠習慣の改善に役立ちます。
ワークアウトは110種類以上のスポーツに対応
気になるワークアウトは、110種類以上のスポーツモードに対応。前モデルの「6」が30種類のスポーツモード対応だったので、格段に充実しました。ワークアウト中の心拍数の変化や消費カロリー、トレーニング効果などもよくわかるので、より効果の高い運動をしようという意識が高まります。
腕に着けたスマートウォッチに促されるうちに、仕事中でも1時間に1度軽いストレッチを取り入れるなど、自然と健康への意識が高まりました。筆者は「Mi スマートバンド5」のヘビーユーザーでしたが、機能のお値打ち感が強く、やっぱりシャオミのスマートウォッチはいいなーと実感しました。
綿谷禎子
わたたにさちこ
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