俳優の奥平大兼が、2日に都内で行われた映画『赤羽骨子のボディガード』(公開中)の公開初日舞台挨拶にラウール、出口夏希、高橋ひかる、山本千尋、戸塚純貴、有輝(土佐兄弟)、遠藤憲一、土屋太鳳、石川淳一監督とともに登場した。
同作は、丹月正光氏による同名コミックスの実写化作。ある事情から、100億円の懸賞金をかけられた幼馴染・赤羽骨子(出口夏希)のために、ボディガードとなった威吹荒邦(ラウール)に与えられたミッションは、彼女にバレることなく守ることだった。実はクラスメイトも全員がボディガードで、ミッションクリアを目指していく。
奥平大兼、『赤羽骨子のボディガード』初日舞台挨拶に登場
壇上に登壇した奥平は「私事にはなってしまうんですが……」と切り出し、「もしこの映画館が寒かったら、近くのスタッフの人に言ってください。前回の舞台挨拶であまりにも暑すぎて、汗ダクダクになってしまって(笑) 冷房をかけてもらったので、もしかしたら寒いかもしれない」と集まった観客への気遣いを見せていた。
イベントでは、同作の内容にちなみ「命に代えても○○を守る」というテーマでフリップトークを実施。奥平は「命に代えても“かけ布団”を守る」と回答する。「ちょっとだけ恥ずかしい話なんですが、僕が3歳くらいの頃から、これがないと寝られないというかけ布団があって……それがないと本当に寝れない。地方にも持っていきます」と自身の必需品であることを明かした。
続けて「本当は1枚だったんですけど、(かけ布団が)大きかったので小さい自分に合わなくて、あるとき無断で親に切られたんです。それが人生でいちばんキレたとき。『おのれ、何してくれとんじゃ!』となったくらい大切なもの。人にも触られたくない」とエピソードを披露した。