『映画刀剣乱舞-黎明-』(2023年3月31日公開)の東京スカイツリー 点灯式&完成報告会イベントが19日に東京・東京スカイツリーで行われ、鈴木拡樹、荒牧慶彦、和田雅成、梅津瑞樹、佐藤たかみち、定本楓馬、小西詠斗、玉城裕規、耶雲哉治監督が登場した。
同作は、名立たる刀剣が戦士へと姿を変えた“刀剣男士”を率い、歴史を守るために戦う刀剣育成シミュレーションゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」の実写映画化作第2弾。2019年1月に公開された前作『映画刀剣乱舞-継承-』は中規模公開ながらも、多くの熱いファンに支えられ、興行収入9.4億円のヒットを記録した。そこから約3年をかけて温められてきた第2弾が製作された。
今回は現代が舞台となり、刀剣男士たちが「仮の主」と行動を共にすることが発表されており、話題を呼んでいる。三日月宗近役の鈴木は「高校生の子が、僕の仮の主になるんですけれども、ものの音が聞こえてしまうということに悩んでいる。そこに刀=物である三日月宗近が現れて、接することによって心境が変化していったり、というところが見どころにもなってて面白いかなとも思いますし、人と触れ合うことで、三日月宗近の中にも何か新しいものが芽生えたりするのが今作の新しいところで面白いところ」と説明した。
また和田が演じるへし切長谷部はギャルが“仮の主”になり、「台本を最初読んだ時は『ギャル』と書いてあって。『仮の主、ギャル!?』となって。ありがたいことに、発表した時に『ギャルと長谷部』という言葉がトレンド入りするぐらい、皆さん衝撃だったと思うんです」と振り返る。「ギャルと共に高速バスで14時間かけて福岡から東京に来るんですよ。長谷部は走った方が速い! というのを常々思いながらバスに乗ってました」と明かした。
山姥切長義を演じた梅津は「(仮の主である)各務を演じる飛永(翼)さん、ものすごく窓際族的な雰囲気を出すのがうまくて、ラバーガールのコントでもたびたびぼんやりとした男を演じることが多いので、さすがだなと思いながら」と語る。「でも本編であんまりその会話をすることが実はなくて。本編の外での物語があったんじゃないかと想像できるような関係性になってればいいなと思っております」とアピールした。