映画『トップガン マーヴェリック』(5月27日公開)のグローバルプレミアが現地時間4日(日本時間5日)、アメリカのサンディエゴで開催された。主演のトム・クルーズは、日本の取材カメラに向かって「(この作品で)もちろん日本にも行くよ! 行くのが楽しみで待ちきれないよ!」と本作のプロモーションで来日することを電撃発表した。
1986年公開の映画『トップガン』、そして36年ぶりの続編『トップガン マーヴェリック』の舞台となったサンディエゴで開催されたイベント。プロペラの轟音が響き渡り、トップガン仕様のヘリコプターがレッドカーペットのすぐそばに着陸し、トム・クルーズが姿を現した。
トップガンを象徴するサングラスを着用して晴れやかな表情で登場し、大歓声で迎えられたトムは、「本当に最高だね。キャストや監督たちとも話していたんだけど、何年もロックダウンした中で映画の撮影を続けてきたけど、こうしてファンの皆と合えて皆の顔が見られるなんて、この場に立てて光栄だ」と時折胸をいっぱいにした様子も見せながら、喜びをかみしめてコメント。
「過酷な訓練に次ぐ訓練だった!でも訓練だけではなく、若いキャストたちには映画作りについて学んで欲しかったんだ。世界を旅して異文化に触れ、たくさんの異なる領域で常に努力して自分を高め、誰かの人生を生きてどう感じるか、映画製作を通じていつも学べる。僕も駆け出しのころは映画が大好きで、作りながら学べたし、彼らにもそれを経験して欲しかった。何事も成し遂げるには覚悟と努力が必要で、それが僕の映画作りにとって大切で楽しい時間であり、すべては観客に楽しんでもらうため、それが重要だ。すごく悩んだけれど、考えるようにしたのは、『トップガン マーヴェリック』が、ビジュアルの上でも物語の上でも1作目と同じ世界観で、かつ現代に続いているものとして捉えられるかどうか。非常に面白い挑戦だったよ」と撮影を振り返りながら、教官としてトップガンに帰還するマーヴェリックの役柄とも通ずる心境も明かした。
そして、この日も以前と全く変わらず、たっぷり時間をかけて丁寧に、ファンサービスとメディアのインタビューを欠かさない、トムらしい姿勢を貫き会場を盛り上げた。
他にも、前作で悲しい死を遂げたマーヴェリックの親友グースの息子“ルースター”を演じるマイルズ・テラー、組織に縛られない孤高のマーヴェリックを支えるヒロイン・ペニーを演じるアカデミー賞女優ジェニファー・コネリーをはじめ豪華キャスト達が大集結。ジョセフ・コシンスキー監督や、『トップガン』『トップガン マーヴェリック』の両作品を手掛けたプロデューサーのジェリー・ブラッカイマー、『ミッション:インポッシブル』等でもタッグを組むトムの盟友・クリストファー・マッカリー(脚本)らスタッフも豪華な顔ぶれが勢ぞろいし、ついに飛び立つこの作品への想いを語った。
なお、トムの来日は5月下旬予定。日本への来日は『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』以来、約4年ぶり通算24回目となり、前作でもタッグを組んだプロデューサーのジェリー・ブラッカイマーとともに日本へと飛んでくる。
トムの来日は、5日に開催された「ウマ娘 プリティーダービー 4th EVENT SPECIAL DREAMERS!! 横浜公演」にて、宣伝パイロット・マヤノトップガン役星谷美緒からもサプライズで発表された。
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