俳優の窪塚洋介の長男で俳優・モデルの窪塚愛流が16日、「島ぜんぶでおーきな祭 第14回沖縄国際映画祭」で行われた映画『愛のゆくえ』制作発表に、女優の長澤樹、宮嶋風花監督とともに登壇した。

  • 窪塚洋介

宮嶋監督は、「第10回クリエイターズ・ファクトリー」において、『親知らず』でグランプリを受賞。さらに、「クリエイターズ・ファクトリー」歴代受賞者による商業デビューをかけたワークショップを勝ち抜き、商業映画での監督デビューを果たす。『愛のゆくえ』は、孤独な少年少女が愛を探し続ける物語で、主人公・須藤愛を長澤樹、愛の幼なじみ・伊藤宗介を窪塚愛流が演じる。

撮影は今年1月に北海道で実施したという。この日の制作発表でフッテージ映像がお披露目され、初めて見た窪塚は「皆様方と大きいスクリーンで、監督と長澤さんと一緒に見られたことを心の底からうれしく思っています」と感激していた。

また、窪塚は本作について「この作品の題名にもある通り、愛……僕はこの世界中の人々、この世界に生きている動物すべてに愛は備わっていると思う。でも愛と宗介は、その愛が未完成で形にもなっていない状態で、いろんな人に会って、いろんな人からいろんな愛をもらって、それを自分の愛にする映画だと思っています」と紹介。

さらに、「僕自身、初めての映画祭で、すごくワクワクして、楽しみにこの日を待っていました。そしてこうやって皆様方と『愛のゆくえ』についてお話しすることができてとてもうれしく思っています」と映画祭初参加の喜びを述べ、「多くの方々に見ていただきたいと思っていますので、ぜひご覧ください」と呼びかけた。

『愛のゆくえ』は、2023年公開予定。