女優の松岡茉優、お笑いコンビ・チョコレートプラネットの松尾駿が、アニメーション映画『DC がんばれ!スーパーペット』で日本語吹替版声優を務めることが19日、発表された。
『トムとジェリー』をはじめ、世界中で時代を超えて愛される人気キャラクターや数多くの名作アニメーションを生み出してきたWAG(ワーナー・アニメーション・グループ)によって、この夏、新たな愛すべき動物キャラクターたちが誕生する。人間が知らない間に突然“スーパーパワーを手に入れてしまった、ちょっとドジなペットたち”の未知なる大冒険を描く最新作『DC がんばれ!スーパーペット』(原題:DC League of Super-Pets)が、8月26日に全国公開される。
先日、主人公のクリプトをはじめとする“スーパーペット”たちの日本語吹替版として、楠大典、高木渉、魏涼子、梶裕貴の出演が発表されると、豪華声優陣の共演がSNSでも大きな話題となった。そしてこのたび新たに松岡茉優、松尾駿が日本語吹替版の声優として参加することが決定した。
松岡が演じるのは、ちょっとドジな“スーパーペット”の一員で、“カラダの大きさを変幻自在に操れる”夢も心もビッグで乙女なブタさん・PB(ピービー)。台本を読んだ時に感じたPBの印象について松岡は、「こんなに愛おしく、大好きだって思えるのは、彼女の優しいところや、屈託のないところが私にも影響したんだなと思って大事に演じました」とキャラクターへの愛を語ると共に、「急にスーパーパワーを得るシーンは特に印象的で、他のみんなは混乱しているんですけど、PBだけは『ラッキー!こんなこともあるんだ~!』とちょっと天然ぽいところがとても愛おしくて、大丈夫!私できる!とポジティブに進んでいく姿に凄く励まされました」と魅力を語った。
そして本作のペットたちのように、もし自分にもスーパーパワーが手に入るとしたら、どんなパワーが欲しいかと聞かれると、「PBのパワーも魅力的ですが、私は大変横着ものなので、物が吸い寄せられる能力が欲しいです(笑)」と意外な願望を明かした。
松尾が演じるのは、同じく“スーパーペット”たちの仲間で、話し方がゆっくりでのんびり癒し系だけど、目にも留まらぬ“超高速で移動する”カメのマートン。松尾は、自身の役が“おばあちゃんカメ”だったことについて、「性別と年代を超えた、自分とは全然違う役を演じるのが大変でした」と苦労を明かし、「僕ちょっと声が高いので、元気よくやるとおばあちゃんっぽくなくなるので、低い声のままテンションを高く演じるのが大変でした」とアフレコ時に工夫した点を語った。
また起用された理由が、見た目が少し似ていること、性別と年齢を超越したキャラクターだったと聞いた松尾は、「言われてみたら似ていますね(笑)。目と体のフォルムが似てるのかな。やっとしっくりきました(笑)」と自身とキャラクターの共有点を再認識し、自身の起用理由に納得していた。もし、自身がスーパーパワーを手に入れられるとしたらどんな能力が欲しいかと聞かれると、「極度の方向音痴なので、地図が見られる能力が欲しいです。たまに仕事で行ったことがない場所に電車で行くときは、相方の長田さんが着く一本前の電車に乗って、待ち伏せして後をついて行っていたので(笑)」と自身の苦手を克服する力を切望していた。
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