映画『大怪獣のあとしまつ』(2月4日公開)の東京スカイツリー点灯大作戦が24日に東京・東京スカイツリー 天望デッキ フロア350で行われ、山田涼介、土屋太鳳が登場した。MCは青木源太アナウンサーが務めた。
同作は、特撮映画で倒された怪獣の“その後”を描く完全オリジナル作。首相直属の特殊部隊の帯刀アラタ(山田涼介)が現場指揮の任務を背負わされ、環境大臣秘書官で元恋人の雨音ユキノ(土屋太鳳)とともに、ガス爆発も時間の問題という巨大な死体の後片付けに立ち向かうことになる。
「スカイツリーに来るのが初めて」という山田は「映画の中ではすごくかっこよく、ヘリコプターに乗ったり高いところにいるんですけども、僕は高いところがすごく苦手なので、なるべく後ろを見ないように、前だけを見て今日を楽しめたらなと思っております」と苦笑。一方、土屋は「元気がなくなりそうな時、迷っている時に、よく友人とスカイツリーに来て『頑張ろう』と言っていたので、まさか大好きなところで大切な作品のことをお話しできるなんて、本当に夢のようです」と真逆の様子を見せる。
天望デッキからは東京の様子が一望でき富士山も見えるが、山田は「テレビの前の皆さん、どうぞよろしくお願いします」「スカイツリーと山さん(自分)と言うことで……」と頑なに後ろの景色を見ようとしなかった。
理想のヒーロー像について聞かれた山田は自分の父親を挙げ「理想的な年の取り方をしてる人だなという風に思っていて。小さい頃から男らしく育てと言われているので、背中を見て育ってきている。おちゃらけたお父さんではあるので、そういう所も似てしまったのかもしれないけど、かっこいい親父だなと思って見ているので、僕にとってはヒーローは親父なのかな」と明かす。「今年29歳になりますけど、自立しているので今となっては友達関係に近い。普通の家庭では多分息子とお父さんがこんな会話しないだろうなというフランクな関係」と表した。
この日は2人で謎解きのミッションに挑み、制限時間内に正解すればスカイツリーが点灯するというイベントに。難問が出題され制限時間を過ぎてしまったものの、特別に延長され無事に「希望」という答えを導き出した山田と土屋は、大怪獣カラーだという緑と背中のキノコの赤に染まったスカイツリーをモニターで確認。またフォトセッション時には後ろの景色を一瞬見た山田だったが、すぐに前を向きその後振り返ることはなかった。