声優の井上和彦、森川智之、日野聡が6日、都内で行われた日本語劇場版『サンダーバード55/GOGO』先行上映イベントに登壇。本作に参加した喜びを語った。

  • 左から笠井信輔、樋口真嗣、森川智之、満島ひかり、井上和彦、日野聡

1965年にイギリスで、翌1966年には日本でも放送が開始された、英国テレビ界の名匠ジェリー・アンダーソンの代表作であるテレビシリーズ『サンダーバード』。当時の技術を再現した完全新作として帰ってくる。

上映前夜の6日に行われた「大新年会だ!GOGO」イベントには、日本語キャストが集結。国際救助隊員ペネロープ役の満島ひかり、ペネロープの執事パーカー役の井上和彦、トレイシー一家スコット役の森川智之、バージル役の日野聡、構成を担当した樋口真嗣氏が登壇した。

井上は「小学校6年、中学校1年のときにリアルタイムで(『サンダーバード』を)見ていました」と明かし、今回のオファーに「うれしかったですよ。プラモデル全部持っていましたから。その中でもなぜかパーカーが大好きだったんです」と大喜び。「声優になって、将来的にはパーカーみたいな歳の役ができたらいいなという思いでずっとやってきたので、それくらい目標にしていた役がどストライクで来たので、いいんですか!? という感じでした」と語った。

今月26日に55歳の誕生日を迎える森川は「1967年生まれで1月が誕生日。私も55歳になって、GOGOみたいな感じに。縁起がいい」と声を弾ませ、「再放送を見て育ったんですけど、世の中大ブームでしたね。みんな『サンダーバード』ごっこで砂場を占拠して、おもちゃで遊んでという世代だったので、オファーがきたときはちょっと小躍りしました。やったー! と思いました」と笑顔で話した。

日野も「再放送世代でございまして、中でも2号が好きだったのでうれしかったです。収録のときも発射シーンを実際に見ながら声を当てることができて幸せでした。お父さんの指示に対して『はい、パパ』って言えるのがすごく幸せでした」とバージル役を演じた喜びを語った。

なお、イベントの進行は、『サンダーバード』の大ファンであるフリーアナウンサー・笠井信輔が務めた。日本語劇場版『サンダーバード55/GOGO』は、1月7日より劇場上映、1月8日よりオンライン上映。