アイドルグループ・SixTONESが8日、都内で行われた『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』公開記念スペシャル舞台挨拶にサプライズ登壇。日本語吹替版主題歌「Rosy」を映画館で初めて生パフォーマンスした。

  • SixTONES(左から田中樹、高地優吾、ジェシー、京本大我、松村北斗、森本慎太郎)

本作のために書き下ろされた「Rosy」は、主人公ピーター・パーカーの運命への葛藤を払拭するような強い意志を表現した、激しく疾走感あふれるRockチューン。SixTONESがハリウッド作品の日本語吹替版主題歌に起用されるのは今回が初めて。

パフォーマンス後、メンバーは「緊張しました」と声をそろえ、田中は「映画を見に来られている方々の前で、しかも突然ということで、映画の世界を壊してしまわないかというのもあったので緊張しました」とコメント。マーベル作品の大ファンだという京本は「いまだに信じられない。僕たちも吹き替え版を見させてもらったんですけど、僕たちの楽曲が流れた瞬間に、これは現実なのかって戸惑ってしまうくらい本当にうれしかったです」と語った。

主題歌決定が発表された際に「自分も本物のスパイダーマンになりたいと思い、蜘蛛に噛まれたいと思っていた時期もあります!」とスパイダーマンが大好きだと語っていたジェシーは、「どうも、MJ役をやらせていただきましたジェシーです」と挨拶でふざけ、メンバーから「やってない!」と即ツッコミが。その後もジェシーは「トム・ホランドかっこいいですね。裏でも優しくて」などと話し、高地は「なりすましがすごいのよ」と笑っていた。

7日に公開を迎えた『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』では、世界中にスパイダーマンであることが知られてしまったピーター・パーカー(トム・ホランド)が、人々からその記憶を消してほしいとドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)に依頼。ところが、ドクター・ストレンジが唱えた呪文によって、マルチバースの扉が開かれ、過去シリーズのヴィランたちが出現し、ピーターは「僕の責任だ。全員は救えない」という台詞の果てに、ある決断を下す。