デロンギ・ジャパンは8月25日、「デロンギ マルチダイナミックヒーター Wi-Fiモデル」にコンパクトモデルの1200W・900W(MDHAA12WIFI-BK/MDHAA09WIFI-BK)を追加することを発表し、あわせて新製品の「デロンギ マルチダイナミックヒーター(MDHS12-BK/MDHS12-PB)」を発表した。いずれも9月1日に発売する。

価格はMDHAA12WIFI-BKが87,800円、MDHAA09WIFI-BKが77,800円、MDHS12-BK/MDHS12-PBが61,800円。

  • 左:MDH09WIFI-BKとMDHAA12WIFI-BK、右:MDHS12-BK

デロンギ マルチダイナミックヒーターは、製品内部にオイルを使わず金属モジュールを採用することで、より高効率・省エネな温度制御を実現した暖房器具。オイルヒーターの「乾燥しにくい」「空気を汚さない」「安全性が高い」「燃料の補充が不要」といったメリットに加えて、マルチダイナミックヒーター特有の「節電効果が高い」「人間の呼吸音よりも静か」「即暖性」「室温キープ率が高い」などの特徴を持つ。

最上位モデルに小型サイズを追加「MDHAA12WIFI-BK/MDHAA09WIFI-BK」

MDHAA12WIFI-BK/MDHAA09WIFI-BKは、iOSとAndroid、スマートスピーカーに対応した最上位モデル。2016年発売の1500Wモデルよりもコンパクトな1200Wと900Wサイズがラインナップに追加され、1500W、1200W、900Wの3種類から部屋のサイズに合わせて選べるようになった。

  • 左:MDHAA12WIFI-BK、右:MDH09WIFI-BK

電源のオン/オフ、温度、電力レベルの調整など、使用頻度の高い基本操作を専用アプリ「デロンギ コンフォート アプリ」から制御し、外出先からヒーターの状態を確認できる。GoogleアシスタントやAmazon Alexa搭載スマートスピーカー、およびSiriにも対応する。

GPSの位置情報による操作にも対応し、自宅に近づくと電源オン、自宅から離れると電源オフにするといった設定も可能。さらに、入眠後設定温度を下げ、起床時間に合わせて設定温度を上げるといった温度制御を行う「MySleep」機能も搭載する。

  • 「デロンギ コンフォート アプリ」画面イメージ

MDHAA12WIFI-BK(1200Wモデル)の主な仕様は、本体サイズがW275×D420×H665mm、重さは10kg、電源コードの長さは2.5m。消費電力は1200W(300W/600W/900W/1200W)、広さの目安は約8畳〜10畳。カラーは「ピュアホワイト+マットブラック」。

MDHAA09WIFI-BK(900Wモデル)の主な仕様は、本体サイズがW275×D355×H665mm、重さは8.5kg、電源コードの長さは2.5m。消費電力は900W(300W/600W/900W)、広さの目安は約6畳〜8畳。カラーは「ピュアホワイト+マットブラック」。

直感的な操作で温度設定する「MDHS12-BK/MDHS12-PB」

新製品の「MDHS12-BK/MDHS12-PB」は、アミカルドオイルヒーターに搭載されている「ディスプレイノブ」を同シリーズで初めて採用し、温度やタイマーを回すだけで設定できる。また、設定温度よりも少しだけ控えめに運転して暖め過ぎを防ぐ「エコ運転モード」も備える。

  • 左:MDHS12-PB、右:MDHS12-BK

MDHS12-BK/MDHS12-PBの主な仕様は、本体サイズがW275×D440×H665mm、重さ10kg、電源コードの長さは2.5m。消費電力は1200W(300W/600W/900W/1200W)、広さの目安は約8畳〜10畳。カラーは「ピュアホワイト+マットブラック」と「マットブラック」の2色展開。

  • 温度やタイマーを回すだけで設定できるディスプレイノブ