HUAWEI Watch GT 5は、他の多くのスマートウォッチと同様に物理ボタンとスワイプ/タップで操作を行います。今回は全体の基本的な操作と表示される画面の種類・役割をご紹介します。

文字盤から左右スワイプで「スマートアシスト」と「カスタムカード」

時刻やさまざまな情報を表示するメインの画面は「文字盤(ホーム)」です。文字盤には1,000種類を超える豊富なデザインが用意されており、デザインを切り替えたり色を変更するなど、自分の使い方に合わせてカスタマイズが可能です。文字盤については次回、より詳しくご紹介します。

文字盤を左→右へスワイプすると「スマートアシスト」画面が表示されます。天気やバックグラウンドのアプリなど、すぐに使いたい機能へのアクセスをサポートします。

  • 左→右へスワイプすると表示される「スマートアシスト」。iPhoneで再生中のオーディオを操作するリモコンにも

文字盤を左→右へスワイプすると、さまざまなウィジェットや、ショートカットを並べた画面がいくつも表示されます。これは、アプリを開かずに手早く必要な情報にアクセスできる「カスタムカード」という画面で、お好みに応じて追加/削除/並べ替えが可能です。カスタムカードについても次回以降に詳しくご紹介します。

  • 左→右へスワイプすると表示される「カスタムカード」。初期設定で何枚も用意されており、使い方に合わせた追加・削除・カスタマイズが可能です

上には「ショートカット」、下には「通知」

文字盤を上→下にスワイプすると、スリープモードや画面点灯、設定など、よく使う機能へのショートカットメニューが表示されます。下→上にスワイプすると、通知の履歴が表示されます。

  • 上から下へスワイプすると、ちょっとした便利機能を集めたショートカットメニュー画面。下から上へスワイプすると、通知の履歴を表示

初期設定では、通知を受信できるアプリは「HUAWEIヘルスケア」「メッセージ」「LINE」など一部のアプリに限られます。その他のアプリの通知を利用したい場合は、「HUAWEIヘルスケア」アプリ上で設定が必要です。

  • 通知を受け取るアプリを変更するには、HUAWEIヘルスケアアプリを開き、[デバイス]→[HUAWEI Watch GT 5]をタップ→[通知]の順にタップ。スイッチのオン/オフで通知の受け取りを設定します

上ボタンで「ホーム」と「アプリリスト」

本体の上側にあるボタンは、基本的にはどの画面からも「文字盤(ホーム)」へ戻るボタンです。文字盤が表示されている場合は、アプリリストを開きます。

  • 上ボタンを押すと、どの画面からも文字盤(ホーム)へ。文字盤からはアプリリストが開きます。

上ボタンは腕時計のクラウン(リューズ)のように回るようになっています。回すと画面のスクロール、または拡大/縮小ができます。

  • 上ボタンを回すと画面が上下にスクロール、または拡大/縮小します

機能ボタンは「ワークアウト」に直行

機能ボタン(下のボタン)を押すと、デフォルトで「ワークアウト」アプリを直接開く設定になっています。お好みで他のアプリに変更することも可能です。

  • 機能ボタンを押すと「ワークアウト」が開きます。他のアプリが開くように設定するには、アプリリストから[設定]→[機能ボタン]の順にタップして、開きたいアプリを選択します

「戻る」は左→右へスワイプ

アプリを閉じたり前の画面に戻ったりする場合は、画面を左→右へスワイプします。Android端末なら「戻る」ボタンに該当する操作です。Apple Watchユーザーの方には少し慣れが必要かもしれません。上ボタンを押すと文字盤に戻ってしまうのでご注意ください

  • 左→右へスワイプすると「戻る」。アプリを閉じたり、ひとつ前の画面に戻る際に使用します