俳優の中川大志が、25日に都内で行われた映画『早乙女カナコの場合は』(3月14日公開)の完成披露試写会に橋本愛、臼田あさ美、中村蒼とともに登壇した。

  • 中川大志

柚木麻子氏の小説『早稲女、女、男』を、『三月のライオン』『ストロベリーショートケイクス』などで知られる矢崎仁司監督が実写映画化した同作。男勝りで過剰な自意識ゆえに素直に甘えることができず、本当は誰よりも純粋で不器用な主人公・早乙女カナコ(橋本)と演劇サークルの先輩・長津田(中川大志)の10年にわたる恋愛模様を中心に、彼女たちと周囲の人々が右往左往しながらも各々が自分を見つめ直していく姿を描く。

中川大志、『早乙女カナコの場合は』完成披露試写会に登場

舞台挨拶では今作の内容にちなみ「10年前と今で変わったところ」をテーマにキャスト陣がトーク。中村から「10年前っていくつ?」と聞かれた中川は「16歳になります! 高校2年生ですかね……むちゃくちゃ生意気だったと思います……本当に(笑)」と回答する。当時を振り返った中川は「学園ドラマとかで年上の世代の方とお仕事することが多かったんですけど、上のお兄さん・お姉さん方はよくあんなにかわいがってくれたなと思いますね……いま自分みたいな16歳がいたら、ぶっ飛ばすと思います!(笑) そう思うくらい生意気だったと思います……(笑)」と回顧した。

変わった部分については「(前は)なんでも完ぺきにやりたいタイプだったんですけど、自分の失敗の許容できる範囲が広がったのかなと思います。他にもいっぱいあると思うんですけど、広く言えば丸くなったんですかね(笑)」と照れたように話していた。