マウスコンピューターはクリエイター向け14型モバイルノートPC「DAIV 4P」を、6月8日より販売開始した。本製品は画面占有率約92%の新型ディスプレイを採用し、ボディデザインも新設計したモバイルできるクリエイター向けノート。軽さと剛性を両立したマグネシウム合金を本体素材に採用することで、重量約985gと高さ約16.4mmの軽量・薄型ボディを実現している。今回はマウスコンピューターより本製品の実機を借用したので、詳細スペック、使い勝手、そしてパフォーマンスについてチェックしていこう。
第11世代(Tiger Lake)の「Core i7-1165G7」をCPUに採用
「DAIV 4P」は、OSに「Windows 10 Home 64ビット」、CPUに第11世代(Tiger Lake)の「Core i7-1165G7」(4コア8スレッド、最大4.70GHz)を採用。メモリは16GB(DDR4-3200 SO-DIMM、8GB×2、最大64GB)、ストレージは512GB(NVMe接続SSD)を搭載している。
ディスプレイは14型WUXGAノングレア液晶パネル(LEDバックライト、1,920×1,200ドット、sRGB比100%)を採用。画面比率は16:10が選択されており、文書作成、Webページ閲覧時に前後の見通しがいい。
メモリは16GB/32GB/64GB、ストレージは512GB/1TB/2TBを用意。例えば、目的に応じて2TBの大容量タイプやPCI Express Gen4×4に対応した高速タイプなど、自分に最適なスペックを選択できる。
新旧インタフェースを装備、フルサイズSDメモリカードスロット搭載は◎
ボディは軽さと剛性を両立したマグネシウム合金製で、本体サイズはW308.8×D213×H16.4mm、重量は約985g。バッテリーは53Whを内蔵しており(Battery reportコマンドで確認)、バッテリー駆動時間は約12時間とうたわれている。
インタフェースはThunderbolt 4(右側面×1)、USB Type-C 3.1(左側面×1)、USB Type-A 3.0(左側面×1、右側面×1)、HDMI(右側面×1)、SDメモリカードリーダー(UHS-I、左側面×1)、3.5mmヘッドセット端子(左側面×1)と充実。Thunderbolt 4とUSB Type-C 3.1のどちらでも、USB Power Delivery対応ACアダプタで充電可能で、薄型軽量ノートPCで省略されがちなフルサイズ対応SDメモリカードリーダーと2.5×6mmのセキュリティスロットも搭載されており、使い勝手がよさそうだ。
通信機能はIEEE 802.11 ax/ac/a/b/g/n対応無線LAN(最大2.4Gbps対応)、Bluetooth 5をサポート。
同梱されているACアダプタは実測233.5gと軽量だが、スマートフォンなどのほかのデバイスも充電できる小型のUSB Power Delivery対応ACアダプタも、65W以上の出力が可能であればPCで利用可能なため、自宅やオフィス用と、携帯用とで使い分けることができる。
「DAIV 4P」の詳細はコチラ