俳優の北村匠海が主演を務める、映画『東京リベンジャーズ』(7月9日公開)の原作者コメントが15日、公開された。
同作は和久井健による人気漫画『東京卍リベンジャーズ』の実写化作。どん底人生真っ只中のダメフリーター・花垣武道(北村)が、何者かに背中を押され線路に転落した瞬間、不良学生だった10年前にタイムスリップし、人生唯一の彼女・橘ヒナタを助けるために、ヒナタの弟・ナオトとともに過去と未来を行き来しながら関東最凶不良軍団・東京卍曾に挑んでいく。山田裕貴、今田美桜、杉野遥亮、鈴木伸之、眞栄田郷敦、清水尋也、磯村勇斗、間宮祥太朗、吉沢亮と旬の俳優陣がそろった。
原作の和久井は最初に映画化の話が来たときの事を振り返り、「嬉しかったですね。キャスティング案も一緒にいただいていて、キャラクターにもバッチリ合っていましたし、すごいキャスティングだな!と思いました」と喜びを明かす。
さらに、各キャラクターを演じる役者陣について「北村さんは、主人公感がすごいと思いました! 一つ一つの台詞に魂がこもっていて、心を打たれました! 山田さんは、本人のキャラクター性とドラケンの漢らしくて頼れる性格がすごくマッチしていました! カッコ良かったです! ナオトは、ストーリーを進行させるとても難しい役だと思うのですが、杉野さんに完璧に演じてくださいました! ギャグパート好きです笑 今田さんのヒナは、とにかく可愛い! 『救いたい』という気持ちが掻き立てられました。ヒナの一本筋の通ったところを表現してもらいました。鈴木さん演じるキヨマサは、登場した瞬間『嫌い!』となる圧巻の敵役っぷり!あえてふざけた感じが強敵感に繋がっていました。三ツ谷役の眞栄田さんは、優しそうでカッコよくてスラっとしていてアクションもスタイリッシュ!まさに三ツ谷でした。清水さんの半間は、監督も言ってましたが『まんま』! もっと見たくなるキャラクターにしていただいたと思います。アッくん役の磯村さんはとにかくよかった…!! 中盤の重要シーンでの演技の悲壮感の演出が素晴らしかったです! 間宮くん演じるキサキは冒頭の登場シーンから強烈な印象!! 原作にはないオリジナル部分なのですが、カッコ良かったですね! そしてマイキーという作中でも一番大事なキャラクターは自分の中でも期待値が高かったのですが、吉沢くんはそのハードルを大きく超えてきてくれました!」と絶賛した。
完成した映画についても「本当に素晴らしい映像に仕上がっていて、制作陣の方々に感謝です!!それに、役者さんの演技が皆さん本当に素晴らしくて、感動しました」と太鼓判。好きなシーンについては「ヒナにほっぺたを挟まれるシーンで胸キュン! マイキーとドラケンの登場シーンで心を鷲掴み! 現代のアッくんとの友情シーンで涙腺崩壊! って、ありすぎて選べません!!」と熱く想いを表す。
原作の名シーンと、映画の同シーンの場面写真を組み合わせた画像も解禁され、“無敵の番長”マイキー(吉沢亮)と“熱き副総長”ドラケン(山田裕貴)が「不良の時代を創ってやる」と野望を熱く語るシーンや、主人公タケミチ(北村匠海)が因縁の相手キヨマサ(鈴木伸之)に喧嘩の挑戦を申しこむシーン、やられた仲間のために奮起する“東京卍會”(トーマン)集会のシーンがピックアップされている。和久井は「映画には映画にしかないシーン、映画にしかない設定も盛り込んでいますし、原作には原作にしかないシーンやキャラクターもいるので、映画と原作漫画を見比べて楽しんでいただけたら嬉しいです!」とコメントを寄せた。
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(C)和久井健/講談社 (C)2020 映画「東京リベンジャーズ」製作委員会