LGエレクトロニクス・ジャパンは、同社製テレビと組み合わせてさまざまな機能が使えるサウンドバー「SE6S」を9月中旬から発売する。立体音響のDolby AtmosとDTS:Xにも対応し、最大出力は100W。価格はオープンプライスで、店頭価格は59,400円前後を見込む。
高級感のあるファブリック素材を外装に使い、サブウーファーを本体に組み込んで、場所を取らないスタイリッシュなオールインワンデザインに仕上げた3.0ch構成のサウンドバー。4基のパッシブラジエーターを搭載し、低音再生能力も高めている。
LGのテレビにつなぎ、テレビとサウンドバーの両方から音を鳴らすサラウンドシステムを構築できる「WOW Orchestra」や、LGテレビのリモコンからwebOSのメニューを使って各種設定が行える「WOW Interface」に対応。いずれも2022年発売以降発売のOLED M/Z/G/C/B/A、QNED90/85シリーズと、2022年、2023年のQNED80シリーズで利用できる。
さらにHDMIケーブルを使わず、テレビとサウンドバーをワイヤレス接続できる「WOWCAST Ready」も利用でき、2023年以降のOLED M/Z/G/C/B/A、QNED90/85シリーズ、2023年のQNED80シリーズで対応する。なお、HDMI入出力は各1系統備え、最大120HzのVRRと低遅延なALLMに対応し、対応するゲーム機やテレビとつなぐとゲームプレイを向上させられるとする。
立体音響のDolby AtmosとDTS:Xに対応。ほかにも、サウンドバー側のシネマ/AIサウンドプロモード設定を有効にすると、上から下まで3層のサウンドレイヤーで「没入感を失うことなく、立体サウンドを楽しめる」というトリプルレベル空間音響機能を備えている。
無線LAN機能を内蔵し、AirPlay 2やChromecastに対応。Spotify Connectもサポートし、Spotifyの楽曲などをサウンドバーのみでストリーミング再生できる。Bluetooth 5.0にも準拠し、対応コーデックはSBCとAAC。光デジタル入力も装備する。消費電力は35W(電源オフ時0.5W以下)。本体サイズは800×131×63mm(幅×奥行き×高さ)、重さは3.5kg。