俳優の岡山天音が主演を務める映画『笑いのカイブツ』(2024年1月5日公開)の入場者特典が28日、公開された。
“伝説のハガキ職人”ツチヤにちなみ、入場者特典としてオリジナルはがきの配布が決定。公開初日の1月5日からは、第1弾として岡山の手書きメッセージ入りはがきが配られる。劇場へ足を運ぶ観客へ感謝の気持ちと同作に込めた熱い思いがつづられており、まるで岡山からハガキが届いたかのようなレイアウトになっている。
そして、公開2週目の1月19日からは、テアトル系列の一部劇場で原作のコミカライズ版『笑いのカイブツ』の著者・七野ワビせん(旧:史群アル仙)が描いた、映画版“ツチヤタカユキ”イラストハガキを配布。今回描き下ろされたイラストには、鉛筆とネタ帳を抱えて体から血のようにネタを流し、鋭い目つきでたたずむ、痛々しくもどこかあたたかみのある“岡山天音版ツチヤタカユキ”が描かれている。
特典の配布は1人1点で、なくなり次第終了する。
■七野ワビせん氏 コメント
カイブツは、どこか色っぽく美しい。それはきっと真っ直ぐに純粋に魂を燃やす、生命の魅力故。ツチヤさんの生き様は、観る人の魂に火をつけます。そしてこの映画が、映像が、岡山さんの演技が燃料となり、更に魂の火を高く強く燃え上がらせてくれることと思います。
【編集部MEMO】
映画『笑いのカイブツ』は、“伝説のハガキ職人”ツチヤタカユキの類まれな半生を描いた同名私小説の実写化作。15歳から6年もの間、一心不乱に大喜利番組に投稿し続けたツチヤは、念願かなってお笑い劇場の作家見習いになる。しかし、純粋に笑いだけを追求するだけでは生きていけない大人の社会に負けてしまう。その後、ラジオ番組への投稿が注目を集め“伝説のハガキ職人”となったツチヤは、尊敬する芸人から声をかけられ大阪から上京。必死に馴染もうとするが。もがきながらも「笑い」に人生を捧げる不器用すぎるツチヤと、その熱量に突き動かされていく人たちの姿を描く。
(C)2023「笑いのカイブツ」製作委員会