お笑いコンビ・ハライチ(岩井勇気、澤部佑)が15日、都内で行われた『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』公開アフレコイベントに、女優の川栄李奈とともに出席した。

  • 左からハライチの岩井勇気、澤部佑、野原しんのすけ

記念すべき劇場版第30弾となる本作(4月22日公開)は、ギャグ満載の忍者アクション超大作。嵐を呼ぶ5歳児が今度は“忍者”になり、映画の大スクリーンを縦横無尽に駆け回る。

イベントでは、野原しんのすけ(声優:小林由美子)が進行を担当。もののけの術を使う忍者一族で、“しんのすけの本当の母親”を名乗るくノ一・屁祖隠(へそがくれ)ちよめを演じる川栄と、春日部で行われるカスカベ花火大会の前説芸人として本人役を演じるハライチを呼び込んだ。

しんちゃんから「オラと同じ埼玉生まれ埼玉育ちのハライチのお二人。猫ちゃん大好き岩井さん、よろしくにゃ～」と紹介され、岩井は「ありがとにゃ～」とお茶目に返してから、「アニメ本当に好きなのでアニメの世界で漫才させてもらえるのが非常にうれしいです」と出演の喜びを語った。

続いて、「オラに憧れて同じ髪型の澤部っち」と紹介された澤部は、「一言も言ったことないですけど」と否定しつつ、「今までで一番うれしい仕事。一番気合が入っている。しっかり頑張って2人で務めさせていただいました」と話した。

本人役で新作の漫才を披露するハライチ。岩井は「新しくこのために漫才を作って、自分でもびっくりしたんだけど、過去一番面白いものができた」と自信たっぷり。澤部が「賞レースで出したかった」と言うと、岩井も「去年できていたら『M-1』に持っていったんだけど」と話して笑いを誘い、しんちゃんは「オラの映画でしか見られないなんて、たまりませんな～ありがとうございます! 贅沢だよね～。めっちゃ爆笑かっさらうんでしょ?」とハードルを上げていた。

そして、アフレコを披露した後、澤部は「ずっと面白い中で痛快忍者アクション、家族の絆を感じさせる熱い物語が詰まっています。その中で我々も漫才をやらせてもらって、我々の漫才に対してマサオくんが辛辣な一言を投げかけているので、そこもぜひチェックしていただきたい」とメッセージ。岩井は「みさえの先輩ママとしての頼もしさが見られて感動しました。あとハライチの新ネタが過去最高傑作となっていますので、そちらをぜひ見に来てもらいたいです」とアピールした。