映画『土竜の唄 FINAL』(11月19日公開)の公開記念舞台挨拶が2日に都内で行われ、生田斗真、高橋のぼる(原作 ※高ははしごだか)が登場した。

  • 生田斗真

    生田斗真

同作は高橋のぼるによる人気コミックを原作に、2014年に実写映画第1弾、2016年に第2弾が公開された。警察官の菊川玲二がヤクザに潜入捜査を行う様子を描き、今作では超豪華客船を舞台に、過去最大級の取引6,000億円の麻薬密輸阻止というミッションに挑む。

観客から「(エンドロールで)関ジャニ∞さんの歌がかかった時に映像や歌詞がリンクしてきて、その振り返りが最高で最強の絆だなと思いました。お二人は自分が個人的に最強で最高の絆だなと思う方はいますか?」という質問が届き、生田は「いい質問だなあ〜。仕込み!? 」と驚く。

生田は「関ジャニ∞の歌がかかって、画面いっぱいにこれまでのダイジェスト映像が流れるんですよ。それ見た時、本当にグッときて、いろんな歴史を経てこの映画が完結したんだなと思いました。関ジャニ∞のみんなと過ごしてきた時間とか、今回のバディ感、相棒感をすごく感じて、続けてきてよかった。仲間がいて周りに支えてくれる人たちがいて今の自分があるんだなと思います」と明かした。

前日の1日にはFNS歌謡祭で同グループの歌う主題歌「稲妻ブルース」を一緒に披露したが、「ちょっと声が枯れちゃって。気合い入れて歌ったら枯れちゃってます。枯れちゃダメなんですけどね」と苦笑する。

「関ジャニ∞との裏話、FNS歌謡祭の自己採点」について聞かれると、生田は「最近Instagramを始めて、昨日の裏でも写真を撮ろうとしていたんです。僕のカメラって特殊でフォーカスを合わせるの時間かかるんですよ。友人のカメラマンに渡して撮ってもらおうとしたんですけど、関ジャニはせっかちだから『このカメラ時間かかるやつや』『はよせいや!』なんて言ってカメラマンが焦っちゃって」と裏話も。さらに「歌はね、リハとかさせてもらうと、声枯れちゃうんだよね。だから自分の思うところより2個くらい低い声出たんだけど、自分に甘いので、100点です。勢いで乗り切る」と満足げな様子だった。

ちなみに原作者の高橋は「最高で最強の絆」を感じる相手について、「僕は奥さんに『僕の親友って誰かなあ』と聞いたら、『私よ』と言うんです。だから一人二役で。前世から一緒だったかなって思いますね」と答え、拍手が起こる。司会の山崎夕貴アナが「夫に言わせたいと思います」と言うと、生田は「どうかな〜?」と、山崎アナの夫であるおばたのお兄さんの持ちネタ「ま〜きの」の角度になっていた。

この日は高橋から生田に、10日間かかったというイラストのサプライズプレゼントも。生田は「うわ嬉しい、ありがとうございます。高橋先生が玲二の絵をプレゼントしてくださったことはあるんですけど、僕が演じる玲二の絵を描いてくださることはなかったので、(飾るのは)玄関にしちゃおうかな」と喜ぶ。高橋は生田について「すばらしいです。はまり役というのはこういうことですよね。本当にすごいなと思って、斗真くんでなかったら(シリーズも)3まで来ませんし、本当に驚きます。漫画はオーバーな表情を描くんですけど、それを実写でこれだけ上手にできるのはすごい才能だなと思います」と絶賛していた。