子役として活躍していた女優の美山加恋が30日、東京国際フォーラムで行われた「第34回東京国際映画祭」(TIFF)レッドカーペットに登場した。
ジャパニーズ・アニメーション部門に選出された『フラ・フラダンス』(12月3日公開)で声優を務める美山。共演の富田望生、水島精二監督とともに登場した。
福島県いわき市に実在するスパリゾートハワイアンズのダンシングチーム、通称・フラガール。本作は、フラガールの新入社員・夏凪日羽(なつなぎ・ひわ)と同期の仲間たち、彼女たちを取り巻く人々との絆を描くオリジナルアニメで、主人公の夏凪日羽を福原遥が演じるほか、山田裕貴、ディーン・フジオカらも声優として参加している。
美山が演じるのは、日羽の同期となる新人フラガールで実力のある鎌倉環奈。自身もフラダンスを特技とする美山は「どの国の方にも言葉がなくとも伝わるものがたくさん詰まっているダンス。この映画も、どの国の方に見ていただいても楽しめる作品になっていると思います」と語った。
「東京国際映画祭」は、日本で唯一の国際映画製作者連盟から公認を受けた国際映画祭。2004年から六本木をメイン会場に開催してきたが、今年から日比谷・有楽町・銀座地区に移し、10月30日から11月8日まで開催する。コンペティション部門は、113の国と地域、1,533本もの応募の中から15作品が選ばれ、日本からは松居大悟監督による『ちょっと思い出しただけ』と野原位監督による『三度目の、正直』の2作品が選出されている。
撮影:蔦野裕