お笑い芸人のゆりやんレトリィバァが12日、都内で行われた映画『ビルド・ア・ガール』(10月22日公開)の公開直前イベントに出席した。

  • ゆりやんレトリィバァ

本作は、『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』や『レディ・バード』のビーニー・フェルドスタイン主演の青春ドラマ。1990年代のUKロックシーンを舞台に、文才と想像力を武器に大人社会に飛び込んだ高校生・ジョアンナが、辛口音楽ライターとして奮闘する姿を描く。

ゆりやんは、劇中でビーニーが扮する辛口音楽ライターのコスプレで登場。赤毛のウィッグ、シルクハットにタキシードという出で立ちで、手にはなぜかトロフィーを持っており、ステージ中央に立つとそのまま自身のネタである「授賞式スピーチ」を披露した。泣きそうな顔をしてためること約2分。ようやく「サプライズ…」とつぶやき、「朝、暑カッタ カラ薄着デキタラ、夜メッチャ寒イ」と英語風に話して笑わせた。

映画では、主人公のジョアンナが自室の壁に憧れのスターや作家などの写真貼っていることから、ゆりやんも「共感したい人」「支えてくれる人」など6項目の「○○な人」を発表した。

「尊敬する人」にはお笑いコンビ・コロコロチキンペッパーズのナダルを挙げ、「ナダルさんは先輩なんですけど、毎日電話してもらって毎日悩み事解決してくれる。大尊敬しています」といい、「ナダルさんめっちゃ(相談を)聞いてくれます。めっちゃ心配してくれています。最近『車の運転ついて来てください』と言ったら『東京タワーは夜きれいやで』って教えてくれた」とにっこり。微妙なエピソードに、司会者は思わず「ナダルさん、みんなが知っていることを教えてくれるんですね…」と苦笑いだった。

また、「共演したい人」はクリント・イーストウッドで「クリント・イーストウッドは役者もして自分で脚本もやっている。私もそんな風になりたい。芸人だけど映画を作って監督したい。いずれ、“クリント・イーストウッド女”になりたい」と宣言。「心の支え担っている人」は「かほちゃん」と回答。「女優の夏帆さんですか?」と聞かれると、「いや、大学の友だちです(笑)」と笑っていた。