謎解きクリエイター・松丸亮吾が、菅田将暉主演の映画『CUBE』(10月22日公開)とコラボすることが18日、明らかになった。

  • 左から菅田将暉、松丸亮吾

    左から菅田将暉、松丸亮吾

同作は1997年に公開され、密室サスペンスの先駆けとして世界中でカルト的人気を誇る、ヴィンチェンゾ・ナタリ監督による映画『CUBE』の公認リメイク。目が覚めると謎の立方体=CUBEの中に閉じ込められていた男女6人(エンジニア、団体職員、フリーター、中学生、整備士、会社役員)……何の接点もつながりもなく理由もわからないまま脱出を試みる彼らを、熱感知式レーザー、ワイヤースライサーや火炎噴射など、殺人的なトラップが次々と襲う。

今作では「謎を解くこと」がポイントとなるということで、「ナゾトキ」でお馴染みの謎解きクリエイター・松丸亮吾とのコラボが決定。松丸は1997年に公開されたヴィンチェンゾ・ナタリ監督によるオリジナル版『CUBE』の大ファンを公言している。制作時には既にコラボが決まっており、松丸が360度カメラを片手に潜入した撮影スタジオのレポート映像も公開となった。

実際にCUBEのセットの中に入った松丸は「360度全部CUBE! すごい迫力!」と、セットのクオリティの高さに興奮気味。CUBEの色がどんどん赤くなると「ヤバいヤバい!」とさらに興奮で大好きな作品のセットに入る。今回の映像は360度カメラで撮影しているため、視聴者が自在にカメラの角度を変えることも可能となっている。

松丸は実際に俳優たちが演技をしている現場も見学し、「照明の位置や、役者の立ち位置など、細かいところ一つ一つへのこだわりが凄い!」とスタッフや俳優たちの細部へのこだわりに驚嘆する。撮影現場では主演の菅田将暉と対面し、実は時々脱出ゲームなどに遊びに行って謎解きに挑戦しているという菅田が「最後の最後でクリアできなくて悔しい」と話すと、謎を作る側の松丸は「最後の最後でクリアできないようにしています(笑)」と、語り合う一幕も。

松丸は現在同作とのコラボ企画で実際に問題を作成しており、通常は「10組挑戦したら1組クリアできる」ぐらいの難易度で問題を作るが、今回のコラボでは「1,000組に1組がクリアできるレベルの、超高難易度の問題を作っている」と豪語し、菅田も「楽しみだなあ」と期待を隠せない様子。現場では千陽役の田代輝とも対面し、実は松丸の大ファンという田代は、劇中では見られない満面の笑みに両手の親指と人差し指を使った「CUBEポーズ」で、松丸と記念撮影を行った。

松丸亮吾 コメント

・コラボの話があった時の感想

オリジナルの『CUBE』は謎解き好きの間では非常に人気が高く、RIDDLER(松丸の会社)のメンバーもほぼ全員見ているくらい大好きな映画でした。その作品にプロモーションで関われることが非常に光栄で、嬉しかったです。オファーをいただいた時、興奮しましたし即決しました!

・撮影現場を訪れた感想

何よりあのセットに圧倒されました。
オリジナルの『CUBE』で見た世界よりも進化していましたし、違っている部分もあり、それがより不気味さを掻き立てていました。フラクタル構造になっているところも感激です!
実際に入っての感想は…思ったより高いし怖かったです(笑)。あのような空間でお芝居をされる俳優さんたちを尊敬します!

(C)2021「CUBE」製作委員会