映画『夏目アラタの結婚』(9月6日公開)のジャパンプレミアが、21日に都内で行われ、柳楽優弥、黒島結菜、中川大志、丸山礼、市村正親、堤幸彦監督が登場した。
同作は、乃木坂太郎氏によって2019年から「ビッグコミックスペリオール」(小学館)で連載された同名コミックの実写化作。“品川ピエロ”の異名で知られ、日本中を震撼させた連続バラバラ殺人事件の犯人・品川真珠(黒島結菜)の真珠のもとを訪れた、元ヤンキーで児童相談所の職員である夏目アラタ(柳楽優弥)が、突如“獄中結婚”を申し出ることから二転三転する物語が始まる。
黒島結菜、映画『夏目アラタの結婚』ジャパンプレミアに登場
7月に俳優の宮沢氷魚との間の第1子出産を報告していた黒島は、スラリとした二の腕をあらわにしたモノトーンのドレス姿でレッドカーペットに登場し、変わらぬスタイルで集まったファンを魅了。今回が第1子出産後初の公の場となった。
公開を間近に控えた心境について聞かれると、黒島は「撮影から1年ちょっと……長いようで短かった。やっと皆さんに観てもらえる日が来たなとわくわくしています」とコメント。今作の見どころについても「人間の本質的な部分を描いていたり、(キャラクターが)みんな優しいんです。そういったところを映画を観たら感じられると思います。色んな要素があるので、観る人によって刺さるポイントがいくつかあると思う。皆さんの表情にすごい惹かれる部分があります。一人ひとりドアップのカットも多いので、細かい目の動きや口の繊細な動きにも注目してもらえたら」とアピールした。
その後、行われた舞台挨拶では、作品にちなみ「○○に狂わされたこと」をテーマにキャスト陣がトーク。黒島は「プロ野球」と回答し、会場を驚かせる。「今年から野球を見始めて、すごいハマっちゃって。野球ってほぼ毎日試合があるので、いまも試合をやっていて内心ちょっと気になっている(笑)」と笑いを誘っていた。