映画『蛇の道』(公開中)の公開初日舞台挨拶が14日に都内で行われ、柴咲コウ、ダミアン・ボナール、西島秀俊、青木崇高、黒沢清監督が登場した。
同作は、巨匠・黒沢清監督の最新作で、セルフリメイク作品。全編フランスロケ、フランス語で撮影された。何者かによって8歳の愛娘を殺された父、アルベール・バシュレ(ダミアン・ボナール)は、偶然出会った精神科医の新島小夜子(柴咲コウ)の協力を得て、犯人を突き止め復讐することを生きがいに、殺意を燃やす。とある財団の関係者たちを2人で拉致していく中で、次第に真相が明らかになっていく。
■柴咲コウ、『蛇の道』公開初日舞台挨拶に登場
舞台挨拶では、柴咲ら登壇陣へのサプライズとして、同作に出演しているフランスの俳優 ダミアン・ボナールが客席から登場。
公開を一緒に祝うためにリモートでつながっていると知らされていた柴咲が、スクリーンに向かって「ダミア~ン」と呼びかけるも反応せず。「時差かな?(笑)」と茶目っ気たっぷりに場をつないでいると、どこからかダミアンの声が。柴咲・西島らがスクリーンを見渡していると、客席からダミアンが登場し、その姿を見つけた柴咲は「え~~~~!! 嘘~~~~!」と大絶叫。ダミアンが壇上に上がると柴咲は熱いハグを交わしていた。
改めて柴咲は「嬉しい~! サプライズされちゃいましたね! 絶叫しちゃいました(笑)」と満面の笑み。フランス語で「お久しぶりです」などとやり取りをする場面も見られ、日本での再会を喜んだ。