アニメ映画『トラペジウム』(公開中)に原作者の高山一実と、女優の西野七瀬が声優で出演していたことが10日、明らかになった。
この度、作中でアイドルを目指す美少女たちが参加するボランティア活動で、外国語通訳をしている伊丹秀一(声:内村光良)の仲間のおじいさん役として、原作者の高山一実と、女優の西野七瀬が出演していることが明らかに。乃木坂46 1期生の仲良しコンビでファンから“たかせまる”の愛称で親しまれる2人のアフレコが実現した。
高山は自身の原作小説アニメ化で声優初挑戦。グループ時代から大親友の2人が仕事で一緒になるのは、一昨年の乃木坂46 10周年ライブぶりとなり、劇中の2人の掛け合いに注目となっている。
■高山一実 コメント
映画を制作するにあたり、スタッフさんと様々な話をしていたのですが、おもむろに「ちなみにおじいさんのキャスティングって決まってますか?」という話になりました。
老人と言えば、なーちゃん(西野)がおばあさんの声真似がすごく上手だったことを思い出しました。当時から「声優やった方がいいよ!」と話していたんです。演技の仕事もしているし、もしかしたらお願い出来るかな?と思って提案したら、スタッフさんからも「いいね!」となりました。更に、「もうひとりおじいさん役がいるんですが…」とのことで、私が演じる事になったのですが、このシーンだけは(見る時に)緊張しちゃいます。なるべくおじいさんに近づけるように、前かがみになったりして収録に挑みました。
■西野七瀬 コメント
オファーをいただいて、びっくりしました。
でも、一番はかずみん(高山)が提案してくれたことがうれしくて「是非!」とお受けしました。
おじいさん役…と言われてもどんな感じかわからないと思いますので、一つの楽しみにしていただけたらうれしいです。
ひとりで収録だったら心細かったのですが、2人で一緒に収録出来たので、楽しみながら収録することができました。
【編集部MEMO】
原作『トラペジウム』は、アイドルを目指す高校生・東ゆうが、東西南北の美少女を集めながら自らの夢に向かって進む物語。2016年から雑誌『ダ・ヴィンチ』で連載され、トップアイドルグループでの活動経験がある高山にしか描けないリアルな描写、共感度の高い内容が好評を得て、これまでに累計30万部を売り上げている。原作者である高山がシナリオ制作など映画制作に深く関わり「アイドル」とは何なのか? 「アイドルが放つ輝き」とは何なのか? という“想い”をさらに追い求め、CloverWorksのスタッフとともに完全版『トラペジウム』としてアニメーション映画化される。
(C)2024「トラペジウム」製作委員会