映画『ゴジラ-1.0』(公開中)のVFXメイキング映像が16日、公開された。

  • 映画『ゴジラ-1.0』

今回公開されたのは、制作の裏側を明らかにした“メイキング映像”。VFXを担当した制作プロダクション・白組が自ら作り、ナレーションも山崎貴監督が自ら担当した、特別な映像になっている。限られた予算の中でいかにしてハリウッド大作にも負けないVFXを生み出したのか、最新のデジタル技術と古典的な手法を組み合わせ、様々な工夫と努力を積み重ねた、制作秘話が収められた。

公開から2月12日までの102日間で観客動員381万人、興行収入58.5億円を突破している同作。北米では現地時間の2月1日までの63日間で上映が終了し、最終興行収入は5,600万ドルを超えた。北米で公開された邦画実写映画の興行収入記録を塗り替え、歴代1位に。また、北米公開の外国語の実写映画の歴代興収の中でも3位という記録を残した。そのほか、世界各地で“ゴジラ旋風”を巻き起こし、日本興収も含めた全世界累計の興行収入で155億円(※)を突破している。(※現時点のレートで換算)

メリカで開催される世界最高峰の映画賞「第96回アカデミー賞」において、日本映画で初めて「視覚効果賞」にノミネートされており、授賞式は現地時間3月10日に開催。山崎監督と白組スタッフが授賞式に参加する予定。「視覚効果賞」を日本映画・アジア映画が受賞した実績はなく、映画の歴史を変える史上初の快挙にも期待がかかっている。

【編集部MEMO】
映画『ゴジラ-1.0』は、ゴジラ70周年記念作品であり、日本で製作された実写版ゴジラの30作品目という特別な節目である最新作。監督・脚本・VFXを、自身もゴジラのファンであることを公言する山崎貴が務め、主人公・敷島浩一を神木隆之介、ヒロイン・大石典子を浜辺美波が演じている。さらに山田裕貴、青木崇高、吉岡秀隆、安藤サクラ、佐々木蔵之介といった、実力派俳優陣が勢揃いした。

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