俳優がショートフィルムの監督に挑戦するWOWOW『アクターズ・ショート・フィルム4』が2024年に放送・配信されることになり、監督に監督に千葉雄大、仲里依紗、福士蒼汰、森崎ウィンが決定した。

  • 上段左から千葉雄大、仲里依紗、下段左から福士蒼汰、森崎ウィン

「アクターズ・ショート・フィルム」予算・撮影日数など同条件で人気俳優たちが25分以内のショートフィルムを製作、世界から6,000本超のショートフィルムが集まる米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」(SSFF & ASIA)のグランプリ:ジョージ・ルーカス アワードを目指す企画で、今回で第4弾となる

千葉雄大は、同プロジェクト初となる2作目の挑戦。前作『あんた』は、主演の伊藤沙莉が「SSFF & ASIA 2022」でベストアクターアワードを受賞、カナダの「バンフ・ワールド・メディア・フェスティバル」にノミネートされるなど快挙を達成した。今回も期待が高まる。千葉以外の3人は監督初挑戦。まずは人気YouTubeチャンネルやアパレルブランドのプロデュースなども手掛ける仲里依紗が務める。そして2011年デビュー以来ドラマや映画、舞台で幅広く活躍し、2023年は念願の海外進出を果たして来年1月には主演ドラマ『アイのない恋人たち』の放送を控える福士蒼汰、さらには俳優として数々の映画やミュージカルに出演し、スティーヴン・スピルバーグ監督作の映画でハリウッドにも進出するなど多方面で活躍している森崎ウィンも初めてメガフォンを執る。彼らが監督としてどんな才能を開花させるのか、注目したい。

千葉雄大コメント

2度目ということで、慣れたかと思いきや、生み出す大変さは変わらずありました。でも、前回ご一緒したスタッフの皆さんも多く、助けていただきながら楽しく撮影できたと思います。脚本もまた書かせていただけましたし、素敵なキャストの皆さんにもご参加いただけたので、続報を楽しみにしていただけたら幸いです。

仲里依紗コメント

私にはまったくご縁の無いお仕事かと思っていましたが、まさかのお話をいただき、挑ませていただくことになった映画監督。監督業はもちろん、原案を考えることも初めての経験だったので、スタッフの皆さんとの打合せは毎回緊張しながら臨んでいました。そして考えるだけではなく、文字を形にしていく作業や、イメージを具体化していく行程が本当に難しかったです。そんな中で、わたしがずっっっと大好きな方、お仕事をご一緒させていただきたいと思った方々をキャスティングできたことがとても嬉しくて、今回の初挑戦における大きなパワーとなりました。監督ってここまで確認することがあるんだなあ…と毎回驚き、これからはより一層、監督の仰ることは全部聞こうと思いました!

福士蒼汰コメント

いつか挑戦できればと思ったこともある監督業でしたが、その大変さを近くで見てきたせいか、いつの間にか気持ちが離れていたように思います。しかし今回お話をいただき、今しかない! と自分を奮い立たせて、監督を務めるほか、脚本の執筆にも臨みました。監督という立場で見る現場は新しい景色ばかりでしたが、心を1つに作品を作り上げることの感動を知り、貴重な経験になったと心から感謝しています。役者と演出の調和により増していく深みや、ほんの少しのアングルの違いで変わる伝わり方など、様々な気付きを得ることができました。みなさんに支えていただいたおかげで、初監督ながら自分らしく演出できたかと思います。

森崎ウィンコメント

ずっと待ってました!『アクターズ・ショート・フィルム』!参加したくて仕方なかったのですが、今回叶って本当に嬉しいです!ずっと作りたかったミュージカル映画!思うがまま作ってみました!携わってくださったスタッフの皆さん、作品にご出演をしてくださったエキストラさんを含むキャストの皆さん、本当感謝しております。ご視聴される皆さんの元に届く日が待ち遠しいです。是非よろしくお願いします。

【編集部MEMO】

『アクターズ・ショート・フィルム』のルールは、 1.尺は25分以内、2.予算は全作共通、3.原作物はなし、4.監督本人が出演することの4つ。前回は、高良健吾、玉木宏、土屋太鳳、中川大志、野村萬斎、前々回の第2弾では、青柳翔、玉城ティナ、千葉雄大、永山瑛太、第1弾では、磯村勇斗、 柄本佑、白石隼也、津田健次郎が監督を務めている。