明石家さんまが企画・プロデュースする劇場アニメ映画『漁港の肉子ちゃん』(6月11日公開)の主題歌「イメージの詩」を歌う子役・稲垣来泉が出演する同楽曲の撮り下ろしミュージックビデオ(MV)が26日、公開された。

稲垣来泉

このMVは、映画『漁港の肉子ちゃん』の舞台となる「漁港」での様々な物語とシンクロするイメージで撮影された。港町の美しい景色と稲垣の瑞々しい佇まいが融合して、映画を観賞された方のコメントから広がっている「優しい気持ちになった」「心があたたかくなった」といった感想と同様の感覚と癒やしを感じられる映像に仕上がっている。

稲垣が、漁港を見守る妖精のような存在として「語りべ」のように歌うというコンセプトで構成された映像は、数々の映像作品に関わってきた制作会社「P.I.C.S.」(ピクス)と数多くのCMを送り出してきた映像ディレクター・中島望氏が手がけ、まるで映画を観ているような美しい映像で構成されている。

撮影当日の天気予報は、雨。稲垣が撮影場所に到着後に晴れるという奇跡に恵まれたが、撮影スタッフや現地の関係者の方々のコロナ対策を徹底するという緊張を余儀なくされる中で、稲垣の明るさと素直さが周囲を巻き込み、終始ほのぼのとした雰囲気で撮影され、その雰囲気がそのまま映像にも映されている。

撮影中は、長い急勾配の階段を猫と戯れながら軽々と駆け上ったり、鬼ごっこが得意な稲垣が、撮影の合間に漁港の敷地内を一人で走りまわったりと子供らしい一面が見られる撮影現場になった。

また、映画の映像で構成された映画版MVの再生回数が、現在約130万回を超え「劇中でこの楽曲が流れた瞬間から涙が止まらない」「この歌をお腹のキクコが歌っていると想像するとさらに泣ける」といった感想とともに注目されている。

なお、6月26日18時より放送のフジテレビ『ミュージックフェア』に稲垣が出演し、「イメージの詩」の歌唱を披露する。