映画『忌怪島/きかいじま』(6月16日公開)の大ヒット御礼舞台挨拶が26日に都内で行われ、西畑大吾(なにわ男子)、山本美月、生駒里奈、平岡祐太、水石亜飛夢、川添野愛、なだぎ武、伊藤歩、清水崇監督が登場した。
同作は『犬鳴村』『樹海村』『牛首村』の「恐怖の村」シリーズを生み出した清水崇監督の最新作。今回の舞台は島となり、今話題のメタバースの世界を表現、「VR」研究チームに次々と降りかかる不可解な死と謎、解き放たれた「赤い女」の怨念、真っ赤に染まる島と、現実と仮想世界の2つの間で今までにない最強の恐怖が待ち受けてるという。
この日は西畑が司会となり、「『忌怪島』の魅力を五七五で表す」というお題をキャスト陣が答えることに。すでに回答はフリップに書いてあり、各々読み上げて発表する。最後には西畑が「水中の 西畑あんな 顔なんや」と回答し、「やっぱり奄美大島で撮影させてもらいまして、海での撮影が多かったりして、水中のシーンもあったりしたんですけど、『西畑、あんな顔なんや』というのを試写で見た時に思いまして」と説明する。
西畑は「YouTubeの企画で、なにわ男子7人で見たんですよ。僕の隣の席に大西流星がいて、水中になった瞬間、ちょっと笑ってたんですよ。だからたしかに、よう見たらちょっとおもろい。水中でもがいているところとか見たことないので。水中の西畑見れるの『忌怪島』だけ!」とアピール。最終的には西畑が全員のフリップを見ながらMVPを決めることとなり、客席に背を向けながらの真剣ジャッジで水石が優勝となった。
また「座長・西畑大吾はいかがでしたか」というトークテーマも。川添は「いい意味で近所のお兄ちゃん感、親しみやすさがあるけど、テレビで見ると知らない顔をしてて、本当に同じ人? とて思うくらい」とギャップを明かし、監督は「1回、フェリーの撮影を夕方まで奄美大島でやって、(西畑が)『東京帰らなきゃ』と走ってタクシーに乗って帰って、翌朝撮影休みでホテルで朝から大吾がテレビでアイドルして歌ってるというのがあったよね」とエピソードを披露する。
伊藤も「奄美の待合室に来た時に、『おはようございます』って笑顔が本当にキラキラってなってて、アイドルや! と思った」と称えるが、山本は「1回さ、寝坊して来たじゃん。寝癖がすごすぎて、顔もね、ちょっと……本当にアイドルかな? と」と暴露し、西畑は慌てた様子に。清水監督も「さっきもその格好で廊下で座って寝てたよね」と明かしつつ、「そういうところがすばらいいですよね。『俺が主役なんだぜ』みたいな態度取ってるやついますからね」と西畑を褒めながらの辛口トークで周囲を驚かせていた。