映画『わたしの幸せな結婚』(3月17日公開)の公開直前イベントが27日に都内で行われ、目黒蓮(Snow Man)、今田美桜、大西流星(なにわ男子)、前田旺志郎、高石あかり(※高ははしごだか)、塚原あゆ子監督が登場した。

  • 左から高石あかり、大西流星、目黒蓮、今田美桜、前田旺志郎、塚原あゆ子監督

    左から高石あかり、大西流星、目黒蓮、今田美桜、前田旺志郎、塚原あゆ子監督

同作は顎木あくみによる同名小説の実写化作。とある宿命を背負った冷酷無慈悲と噂の軍隊長・清霞(目黒蓮)と、清霞と政略結婚で出会う愛を知らずに育った令嬢・美世(今田美桜)の、運命のラブストーリーを丁寧に紡ぐ。

同作の宣伝のために、35媒体の雑誌の表紙を飾り、33番組に出演したという目黒。「そんなに多くの番組さん媒体さんで宣伝させていただけるって、本当にありがたいことだなと嬉しく思いますし、なかなか人生でこんなにもテレビに出ることがない。今後あるのかなと思うくらい出させていただいて嬉しかったです」と喜びを表す。

座長としての気遣いについては塚原監督も絶賛しており「私たちだけじゃなくてスタッフもいるので、『ここで大丈夫ですか?』とか事前にスタッフと話してるのを見ると、いろんな人が何をやっているのかが見えて気を遣ってらっしゃるんだと思いました」とエピソードも。ヒロインを演じた今田も「とにかく人一倍ありがとうを伝える方だなという印象がありまして、いろんな方のそういう部分を見てたりするんだろうなと感激してたところでした」と語ると、目黒は「おお、ありがとう」と返し、「また言っちゃった」と照れる。「『ありがとうございます』と言わなくちゃいけないくらい、本当にたくさんの方に支えられていたので、素の気持ちで言ってたんだと思います」と自身を分析した。

目黒の演じた役について、監督は「『閉じている孤独な人が、美世という他者が自分をどう見ているのか、または自分がどう見られたいのかを意識してくことで、表情や言うことが変わっていったりして、お互いが影響し合ってだんだん明るく変わっていく様を丁寧にやりたい』とはじめにお願いした」と振り返る。「ただ、本人が持ってる味ってあるじゃないですか。その味もちゃんと出ていて、それが素敵だなと思うんです」「怖がらず、『こんなのはどう?』という提案への反応がビビッドで、とても楽しい思い出です」と絶賛した。

監督の言葉に、目黒は「明日からまた頑張れます」と感謝。「たくさん教えていただいて、役の話ももちろんそうですけど、お芝居についての話もたくさんさせていただいて、あの経験があったから今の自分がある。これからどういう方向を見て自分は頑張っていかなきゃいけないのかもわかった、大きな作品です」と改めて自身にとっての今作について語った。