映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(3月3日公開)の大ヒット祈願イベントが28日、都内で開催され、お笑いコンビ・野性爆弾のくっきー!、グローバルボーイズグループ・JO1の與那城奨、佐藤景瑚が出席。華麗なヌンチャクを披露するとともに「もし並行宇宙があったなら何をしている?」という質問に、意外(!?)な回答で会場を沸かせていた。

  • 左から佐藤景瑚、與那城奨、くっきー!

『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』は新進気鋭の製作・配給スタジオ「A24」が手掛けるSFアクション映画。破産寸前のコインランドリーを経営するエブリン(ミシェル・ヨー)が、並行宇宙で突如驚くべき身体能力を得て、人類を救う戦いに挑む姿を描く。本年度ゴールデン・グローブ賞では2部門受賞、第95回アカデミー賞では作品賞を含む最多10部門11ノミネートを果たし、現地時間2月18日に行われた第75回全米監督組合賞を受賞した。

どちらも映画好きだという與那城と佐藤。本作を鑑賞した與那城は「家族愛が染みて、心に訴えてきました」と語り、佐藤も「コメディーとアクションのバランスが最高でした」と映画の世界観を堪能したという。父親でもあるくっきー!も「すごく泣いた」と感想を述べ、「ものすごくスピーディーで面白かった」と笑顔を見せる。

並行宇宙に生きる“自分自身”にアクセスするという物語にちなみ「もしもあのとき、違う決断をしていれば」というテーマでトークが展開すると、佐藤は「僕はINIになっていたかも」と同じ事務所の後輩グループを挙げる。その理由について佐藤は「大好きな後輩なのですが、憧れている部分もあります。もしJO1のオーディションを受けていなかったら、INIを受けていたかも」と語った。

一方の與那城は「警察官」と回答すると「僕は現在27歳なのですが、26歳までにデビューできなかったら親に就職すると約束をしていたんです。当時僕は『警察24時』というドキュメンタリー番組に憧れていて、警察官になりたかったんです」と理由を説明していた。

その後、ヌンチャク伝道師の願羽マサルが登場し、3人にヌンチャクの指導をすることに。苦戦しながらも願羽の振り付けをマスターし、実践した3人。願羽から「短い時間の割には素晴らしかった」と称賛されると、與那城は「ちゃんと練習したらもっと上手くなるかも」と意欲を見せ、佐藤も「JO1のパフォーマンスに使えるかもしれません」と笑顔で語っていた。