音楽家の広瀬香美の新曲「プレミアムワールド」が、3月3日より公開される映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(略称:エブエブ)の日本版イメージソングに決定し、コラボMVが9日、公開された。

  • 広瀬香美の新曲「プレミアムワールド」が映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(略称:エブエブ)の日本版イメージソングに決定

本作は、「マルチバース」と「カンフー」が融合したカオスな世界観で繰り広げられる壮大な異色作でありながら、家族の絆を描く感動の物語。アメリカでコインランドリーを経営する“フツ―のおばさん”エヴリン(ミシェル・ヨー)は、突如、別の宇宙から来たという気の弱い夫・ウェイモンド(キー・ホイ・クァン)から「全宇宙をカオスに陥れる、巨大な悪を止められるのは君だけだ」と告げられ、いくつもの並行世界(マルチバース)の存在を知ることに。混乱しつつも宇宙と家族を救うため宿命を受け入れたエヴリンは、マルチバースを駆け巡り、巨悪との壮絶な戦いに立ち向かうことを決意する。

そんな壮大なスケールで描かれる本作と、圧倒的な歌唱力と明るい人柄で幅広い世代を魅了する広瀬香美がコラボ。日本版イメージソングに、「プレミアムワールド」が決定した。同楽曲は、昨年デビュー30周年を迎えた広瀬が「挑戦」をテーマに、自身のこれまでの経験や感性、技術とともに未来への決意を込めている。また、奇抜なMVも話題を呼んでおり、映像から伝わるパワフルなメッセージ性とラップを盛り込んだパフォーマンスが広瀬の新境地を感じさせる。

広瀬の抜てき理由について、配給会社ギャガの宣伝プロデューサー・依田苗子氏は「本作のめくるめく世界観をどうやったら多くの方に届けられるか、と考えた時にいま日本で一番ダイナミックで、最も“カオス”な世界観を楽しく発信されているアーティスト、広瀬香美さんとご一緒したいと浮かびました。完成したMVはまさに映画とシンクロしまくりの“最先端のカオス”!他に類を見ない中毒性の高いコラボレーションMVも映画も、ぜひ皆さんに楽しんでいただきたいです」と説明する。

自身初となる洋画イメージソングに抜擢された広瀬は、この熱いオファーを快諾。「大変光栄です。このプレミアムワールドという私の楽曲と、この映画の世界観がすごくマッチしていて、本当に奇跡のようなご縁だと感じています。まるでこの映画のために書き下ろしたかのようなドンピシャの楽曲でした」と喜びを語っている。

公開されたコラボMVでは、「プレミアムワールド」のアップテンポな楽曲に合わせて劇中の様々なシーンが映し出される。おもむろにピアノに向かう広瀬が鍵盤に手を置いた瞬間、異世界へバースジャンプ。目くるめくカオスワールドの中で広瀬自身にも思わぬ変化が!? 鍵盤をたたく指がソーセージに? 額に3つ目の目玉が出現? 映画の世界にやがて浸食されていく広瀬の姿や、随所に散りばめられた刹那の重要なシーンに注目だ。

広瀬香美のコメント全文は以下の通り。

■アカデミー賞最多ノミネーション作品とコラボレーションすることになった気持ち

大変光栄です。このプレミアムワールドという私の楽曲と、この映画の世界観がすごくマッチしていて、本当に奇跡のようなご縁だと感じています。まるでこの映画のために書き下ろしたかのようなドンピシャの楽曲でした。
映画の中の主人公エブリン(ミシェル・ヨーさん)が人生を力一杯生きているエネルギー、前向きに戦っていくという姿勢に大変共感しています。女優のミシェル・ヨーさんも大好きですし、彼女のゴールデン・グローブ賞のスピーチにも大変感銘を受けました。アジアの女性の誇りです。

■撮影したときの感想、苦労した点など

プレミアムワールドのミュージックビデオは、実は1日で撮影したんです。
衣装も7着か8着か記憶が曖昧ですが、奇想天外なヘアメイクで、とにかく1日に詰め込んで、撮影してくれた素晴らしいチームに感謝です。仕上がった作品は広瀬香美史上、最高に奇想天外のミュージックビデオに仕上がって、大満足です。
あと、こう見えて実はダンス苦手なんですが、猛練習してあのダンスもほぼ1日で仕上げました。
苦労と感じないです、とても楽しかった思い出です。

■作成したときの完成したPVをごらんになった感想

見事にシンクロしてますよね。広瀬香美とミシェル・ヨーさんが同じ顔に見えてきたとスタッフからも言われました。
世界観やスピード感も見事に合致していて、すごく驚きと感激をしています。
沢山の人にこの映画とプレミアムワールドという楽曲を楽しんでいただければ、という気持ちでワクワクしています。

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