アイドルグループ・なにわ男子の道枝駿佑が、映画『今夜、世界からこの恋が消えても』の大ヒット御礼舞台挨拶を、24日〜25日にかけて韓国の5つの劇場で行った。
同作は一条岬の同名恋愛小説の実写化作。眠りにつくと記憶を失ってしまう「前向性健忘」を患ったヒロイン・日野真織(福本)と、そんな彼女を献身的に支えるも、自らも大きな秘密を隠し持っている主人公・神谷透(道枝)の儚くも切ない、記憶にまつわる愛の物語となる。
昨年夏に公開され興行収入15.3億円の大ヒットを記録したが、韓国で2022年11月30日に公開されると、2023年1月24日までの累計で観客動員約97万人、興行収入は約96億韓国ウォンの大ヒットを記録。韓国で公開された実写日本映画の興行成績として、『LoveLetter』『呪怨』に続いて、歴代3位となったという。
今回熱い思いに応える形で、1月24日~1月25日に道枝が韓国を訪れ、合計5劇場(CGV 往十里、CGV江辺、LOTTE CINEMA建大入口、MEGA BOX聖水、CGV龍山 I PARK MALL)にて計13回の大ヒット御礼舞台挨拶を実施した。
今回、自身初の海外渡航であった道枝は、韓国へ到着後「ドラマでみていた街並みであったり、僕もいつか行きたいと思っていた国なので、今回『セカコイ』の舞台挨拶で実現できて嬉しいですし、空港に到着した際、沢山のファンの方が僕のことを喜んで迎えて下さったので、行く前はちょっと不安だったんですが、安心しました」と、今年1番の大寒波が韓国でも猛威を振るう中、韓国のファンおよそ300名が道枝の到着を空港でお出迎えしていたことに触れ、不安と緊張がファンの想いでほぐれたと笑顔で語った。
さらに、舞台挨拶が始まると「こんにちは!道枝駿佑です。私は韓国語が上手くないのですが、勉強してきました。私の韓国語いかがですか?」と、今回の舞台挨拶の為に、勉強をしてきた韓国語で流暢に挨拶し、観客からは特大の黄色い歓声が沸き起こる。ティーチインでは、会場の観客ほぼ全員が『セカコイ』への熱い思いを道枝にぶつけるべく挙手し、質問が止まらない中、1問1問に丁寧に観客の目を見ながら答えていく道枝。時間の許す限り、透を演じた当時の想いを答えていく中で、幸運にも質問することの出来た観客が感動と興奮のあまり言葉を詰まらせるシーンも。
舞台挨拶の最後には、「これからも、ミチゲッタシュンスケとなにわ男子をよろしくお願いします!」と、韓国語の「ミチゲッタ」(=狂いそう・おかしくなりそう)と自身の名前「道枝」をかけた、韓国ファンの中での道枝の愛称に触れ、笑顔で舞台挨拶を締めた。
13回におよぶ舞台挨拶、及び100名を超える韓国のメディアが集結して実施された記者会見、さらには各メディアの取材と、充実の1泊2日の韓国での『セカコイ』弾丸プロモーションを終えた道枝は、「本当に凄かったですね。空港に到着した時から、そして舞台挨拶の終わりまで、ずっと皆さんの熱量が直接伝わってきたので、めちゃくちゃ楽しい2日間でした。国を越えた舞台挨拶をすると、日本語と韓国語の言葉の壁もあったりするので、伝えたいことを簡潔に分かりやすく伝えるようにお話できるよう心掛ける、いい経験になりました。初主演で初海外が韓国ということで、『セカコイ』は初めてづくしの映画でした。これからも一生忘れない日になったと思います。次は僕一人だけでなく、なにわ男子として韓国を訪れ、皆さんにライブをプレゼントしたいです」と、プロモーション活動を語った。