映画『湯道』(2月23日公開)の完成披露試写会が26日に都内で行われ、生田斗真、濱田岳、橋本環奈、小日向文世、天童よしみ、クリス・ハート、生見愛瑠、窪田正孝、角野卓造、鈴木雅之監督が登場した。

天童よしみ

天童よしみ

同作は小山薫堂脚本によるオリジナル作。亡き父が遺した実家の銭湯「まるきん温泉」をマンションに建て替えるために戻ってきた建築家の三浦史朗(生田斗真)は、弟の悟朗(濱田岳)がボイラー室でボヤ騒ぎで入院することになったことから仕方なく「まるきん温泉」の店主として数日間を過ごし、徐々に凝り固まった何かが解されていく。

今回が映画初出演で舞台挨拶も初となったという天童。「鈴木監督からはいつも明るい天童さんらしい天真爛漫な性格の女性の役だから、ぴったりだと思うので、堂々とやってくださいと言われました」と振り返る。さらに「私、脱がせていただきました!」と告白し、「本当に皆様にはたっぷりとあたたかく、心の芯までぬくもっていただければと思います」とアピールした。

作中では歌も披露しており、自宅の風呂でも「毎晩歌ってます」と明かす。「カラオケの小さいスピーカーを歌ってます。そこで歌の練習をしています。喉に負担なく歌えるので」と説明する天童に、橋本は「撮影現場で天童さんやクリスさんが歌ってるのを聞いて、私たちはうわってすごい感動しましたよね」と語る。生田が「お風呂の中で歌を歌うと、そんなうまくなくてもうまく聞こえるじゃないですか。もともとうまい2人が歌うと、息止まるぐらいうまいんですよ」と絶賛すると、濱田も「風呂の鼻歌の次元じゃないんですよ」と同意していた。