1月14日公開の映画『クライ・マッチョ』の公開記念イベントが5日、都内で行われ、お笑い芸人のゆりやんレトリィバァが出席した。
本作は、半世紀以上に渡り一線で活躍を続ける名優にして、『許されざる者』『ミリオンダラー・ベイビー』で監督として2度のアカデミー賞に輝いたクリント・イーストウッドの監督デビューから50年、40作目となる節目の作品。クリント・イーストウッドが監督・主演を務め、落ちぶれた元カウボーイと少年の旅を通して語られる”人生”を時にはユーモアを交えながら描く。
タレントでありながら映画監督になるという目標を持ち、以前からクリント・イーストウッドへの憧れを公言しているゆりやん。「最新作が公開されると聞いて映画会社に出させてくださいとお願いしました」と明かし、「クリント・イーストウッド監督の作品は見終わって心に残るんです。今回もそんな感じで、クリント・イーストウッドと少年の絆が心に残って感動しました」と最新作の感想を。大学時代の授業でクリント・イーストウッド監督の『ダーティハリー』を初めて鑑賞した時からファンになったといい、「俳優さんだけでなくて、監督やプロデュースも全部していて格好良すぎでした。私も映画が好きなのでいつか”クリント・イーストウッド女”になりたいです」といつかは監督になりたいそうで、「まずは『クライ・マッチョ』、そして『ダーティハリー』、『グラン・トリノ』、そして『ミリオンダラー・ベイビー』が好きです。『ミリオンダラー・ベイビー』は全部自分に置き換えて見られますよね」と熱く語った。
また、新年初めてのイベントということで、今年の抱負を聞かれ、「2022年は本当にやりたいことを実現できるように頑張りたいので、『クライ・マッチョ2』を撮らせていただきます! 各所が許せば」とボケて見せつつ、「クリント・イーストウッド監督と実際にコンタクトを取るというのを目標に2022年は頑張ります」と宣言。さらに、エドゥアルド・ミネットがオーディションで選ばれたということで公開オーディションを行い、ゆりやんが本作の4役と『マディソン郡の橋』のメリル・ストリーブに挑戦。最後には流暢な英語でクリント・イーストウッド監督に向けたビデオメッセージを撮影し、「『クライ・マッチョ』は本当にクリント・イーストウッド監督の素晴らしい映画で、心に残り続けます。皆さんも『クライ・マッチョ』をご覧になられて素晴らしい1年になさってください」とアピールしていた。映画『クライ・マッチョ』は、1月14日より全国公開。