映画『99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE』(12月30日公開)の完成披露試写会が22日に都内で行われ、松本潤、香川照之、杉咲花、片桐仁、馬場園梓、西島秀俊、道枝駿佑(なにわ男子)、蒔田彩珠、片桐仁、馬場園梓、木村ひさし監督が登場した。MCはTBS 江藤愛アナウンサーが務めた。
同作はTBSテレビで2016年、2018年に放送され人気を博した松本主演の連続ドラマ『99.9-刑事専門弁護士-』の映画化作。個性豊かな弁護士たちが、ぶつかり合いながらも99.9%逆転不可能な刑事事件に挑んでいく、新感覚の痛快リーガル・エンタテインメントで、松本演じる超型破りな弁護士・深山と、香川照之演じる敏腕弁護士・佐田の名コンビがスクリーンに登場し、新たなヒロインとして杉咲花扮する新米弁護士・河野穂乃果も加わる。
木村監督が新日本プロレスのオカダ・カズチカ選手から借りてきた衣装を着てきたため、それを見て笑っていた松本らはキャノン砲に気づかず、登場からびっくり。改めて松本は「嵐の活動が一時休止してちょっとゆっくりして、リスタートの一発目としてこの作品をやれたことは嬉しかったし、ありがたいなと思いました」としみじみし、「2シーズンやった上で、現場でおかえりと言ってもらえるような、今からもう1回面白いもの作ろうかというリスタートの感じがこの作品で切れたのは、僕にとって良かったなと感謝しています」と気持ちを述べる。
香川は「SPドラマ、プラス映画という2本立てになりまして、同時に撮っていたのが4カ月近く。連続ドラマと同じだけの時間を過ごすことができた。嵐休止直後の松本さんといろいろ打ち合わせをさせていただくところから始まり、春から夏の撮影を経て年末に公開される、やっと封を切られるということで待ち遠しい限りです」と心境を吐露した。
この日は「99.9%揺らがない愛しているもの、マイルール」というトークテーマもあり、松本は「そばを塩で食う。最初は作り手へのリスペクトを込めて。べちゃべちゃにしない」と明かす。香川は「次回作……もう一度また戻ってきたいな。99.9%、戻ってみんなとやりたい」という強い思いで、松本は「早いっすね」と笑顔に。最後に松本は「2021年の締め括りにこの映画が公開されますけど、少しずつではありますが足を劇場に運びやすい環境というのが広がってきているんじゃないかなと思ってます。2021年の末、そして22年の年が明けるタイミングで、家族だったり、友人だったりが一緒になって楽しめるコンテンツになっていたらいいな」と期待を寄せた。