ソニーは、ビデオカメラ“4Kハンディカム”の新製品として、4K/30p撮影に対応し、空間光学手ブレ補正機能を備えた「FDR-AX45A」を9月30日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭価格は10万円前後を見込む。カラーはブラック、ブロンズブラウンの2色。

  • FDR-AX45A。左からブラック、ブロンズブラウン

「FDR-AX45」(2018年発売)の後継機種で、3型/約92.1万ドットのエクストラファイン液晶を新たに採用。AX45と比べて広い視野角でモニター確認できるようにした(AX45は3型/46万800ドット)。

液晶モニター以外の主な機能はAX45から変更はない。4K映像撮影専用に設計した裏面照射型CMOSイメージセンサー「Exmor R」(1/2.5型、有効829万画素)を搭載し、レンズは光学20倍ズームのZEISSバリオ・ゾナーT*、焦点距離は26.8~536mm(35mm判換算)。

ズーム全域で強力に手ブレを補正する空間光学手ブレ補正機能を備え、動きながらの撮影でも手ブレを抑えて安定した映像を撮れるという。素早くピントを合わせる「ファストインテリジェントAF」も装備。さらに、5方向からの収音が可能な5.1chマイク構造により、ノイズの少ない広がりのある高音質録音を実現する(5.1chでの記録はAVCHD動画時のみ)。

XAVC S形式の4K動画撮影が行え、3,840×2,160ドットで30p/24p撮影に対応。ビットレートは最大約100Mbps。XAVC SやAVCHDでのフルHD(1080/60p)撮影も可能だ。フルハイビジョン画質で120コマ記録するハイスピード撮影や、4Kタイムラプス撮影にも対応している。

撮影した映像は、4K映像の取り込みに対応したソニーのBDレコーダーに4K画質のまま保存でき、BDメディアにダビングできる。フルHDテレビにカメラ本体を接続した場合は、4K映像を通常のフルHD動画よりも情報量が多い画質に自動で変換して再生可能。フルHDモードで撮影した映像よりも高画質で楽しめるなど、視聴・保存環境に応じて柔軟に撮影映像を活用できるという。

4K映像と同時に、スマートフォン向けのMP4動画(1280×720ドット)の記録も可能。そのMP4動画を用いて、切替効果やBGMを付けたショートムービーを作れる「ハイライトムービーメーカー」機能が利用でき、本体に同機能をすぐ起動できる「ハイライトムービー作成ボタン」も備えている。

同機能ではズームなどの撮影時の情報や、ユーザーが付けたハイライトポイントなどを用いたシーン分析を自動で行い、印象的な場面を抽出した編集を行う。カメラ本体からスマホに動画を無線LANで転送して、スマホでも手軽に楽しめるという。

本体に64GBのストレージと、SDメモリーカード/メモリースティックDUO兼用スロットを搭載。インタフェースはHDMIマイクロ出力やステレオミニのヘッドホン出力、マルチ/マイクロUSB端子を装備する。バッテリはインフォリチウムVシリーズに対応。付属のバッテリー込みの本体サイズ/重さは73×142.5×80.5(幅×奥行き×高さ)/約560g。