ドバイで開催された世界ブロックチェーンサミットで、「WBC仮想通貨チャンピオン」ベルトをかけて仮想通貨トレーダーやインフルエンサーによるエキシビションボクシングマッチが開催された。この試合は、仮想通貨やノンファンジブル・トークン(NFT)を含む記念品のオークションを中心としたチャリティーイベントの一環。

イベントには、元世界スーパーライト級王者のアミール・カーン氏が参加。主催者であるSuper Boxing League(SBL)が、仮想通貨取引所バイビットと世界ボクシング評議会(WBC)と提携した。

このイベントでは、Luke Martin(@VentureCoinist)対Louis(@barneytheboi)、RookieXBT(@RookieXBT)Vs.loomlock.eth(@loomdart)など、著名な仮想通貨起業家によるボクシングの試合が行われた。イベントの勝者はそれぞれLouisとRookieXBTで、RookieXBTはWBC仮想通貨チャンピオンベルトを手に入れた。

以下がRookieXBTが相手をノックアウトした瞬間を捉えた映像だ。

WBSの記者会見によると、仮想通貨トレーダーから格闘家に転身した彼らは、「パーティーもお酒も飲まず、ただひたすらハードワーク」で何ヶ月も連日のトレーニングを重ねてきたという。また、このボクシングマッチには、世界中の多くの仮想通貨愛好家が参加し、チャリティイベントとして収益がアミール・カーン財団に寄付されることになった。

カーン氏もまた、SBLと仮想通貨コミュニティの関わりについて興奮を語った。

「仮想通貨業界と提携することで、革新と変革を信じる同じ志を持ったグループにアプローチするという、我々の試みをさらに強化できる」