B650ながら豪華な構成のMini-ITXマザー

GIGABYTEの「B650I Aorus Ultra」は、AMD B650チップセットを搭載するMini-ITXマザーボードだ。B650モデルながらスペックは強力で、8+2+1フェーズ電源や、3つのM.2スロットを搭載。M.2はファン付きの「M.2 Thermal Guard III」でしっかり冷却する。コストを抑えつつ、高性能なマシンを構築できるだろう。価格は59,500円前後。

  • GIGABYTEの「B650I Aorus Ultra」。B650にしては高めだが性能も強力だ

    GIGABYTEの「B650I Aorus Ultra」。B650にしては高めだが性能も強力だ

  • Mini-ITXながらI/Oは充実。Intel 2.5GbEやAMD Wi-Fi 6Eなどを搭載する

ASUSのZ790マザーに待望のStrixモデル

ASUSの「ROG Strix Z790-F Gaming WIFI」は、Intel Z790チップセットを搭載する高性能マザーボード。万能機として人気のStrixシリーズということで、Maximusほどのウルトラハイエンドでなくても良い、という層には待望のモデルだろう。4つのM.2スロットや、Intel 2.5GbE+Wi-Fi 6Eなどを搭載する。価格は75,000円前後だ。

  • ASUSの「ROG Strix Z790-F Gaming WIFI」。16+1フェーズ電源を搭載する

  • ROGらしく付属品は豪華。メモリファン用のブラケットなどが付属する

渦巻きのデザインが涼しげな簡易水冷

Antecの「Vortex ARGB」は、”vortex”(=渦)という名前が表しているように、水冷ブロックの渦巻きデザインが特徴的なオールインワン水冷CPUクーラー。600~2,000rpmのファンには、リング状に16個のARGB LEDが配置され、システムと連動したイルミネーションが楽しめる。価格は、24cmサイズが17,000円前後、36cmサイズが21,000円前後。

  • Antecの「Vortex 360 ARGB」。水冷ブロックとファンが鮮やかに発光する

  • 水冷ブロックの拡大図。このユニークなデザインは渦をモチーフにしている

とにかく四角だらけな簡易水冷が登場

DeepCoolの「LT」シリーズも、水冷ブロックのデザインが特徴的なオールインワン水冷CPUクーラーだ。表面は鏡面仕様になっていて、四角形が奥に重なる不思議な雰囲気。ファンは、風量と静圧を強化した「FK120」を採用する。5年の長期保証が付属。価格は、24cmサイズのLT520が18,500円前後、36cmサイズのLT720が24,000円前後だ。

  • DeepCoolの「LT720」。鏡面仕様の水冷ブロックには、ARGB LEDを搭載している

  • 付属する「FK120」ファン。FDBを採用し、高い安定性、静音性、耐久性を持つ

オールホワイトのロープロCPUクーラー

Thermalrightの「AXP-90 X47 White」は、高さを47mmに抑えたトップフロー型CPUクーラーのホワイトモデル。ファンとヒートシンクは全て白くなっており、スリムPCでカラーを統一する場合などに良さそうだ。搭載する9cmファン「TL-9015W」は、静音ながら42.58CFMの風量を備える。オリオスペックでの価格は7,128円。

  • Thermalrightの「AXP-90 X47 White」。ロープロでは貴重なホワイトモデルだ

  • 4本のヒートパイプと54枚のフィンを備える。ロープロながら冷却性能も高い