今週の秋葉原情報 – Z790搭載マザーボードが続々登場、Arc A750グラフィックスカードも発売に

早くも人気のLiveMixerにZ790モデルが

ASRockの「Z790 LiveMixer」は、配信者などクリエイター向けというIntel Z790チップセット搭載マザーボード。すでに発売されているAMD B650版のLiveMixerと同様、最大23ポートものUSBに対応し、多数のデバイスを接続することができる。ユニークなデザイン狙いで購入するのも良いだろう。価格は53,000円前後。

• ASRockの「Z790 LiveMixer」。こちらのカラーリングも非常に個性的だ

• USBは背面に14ポートを搭載。さらに基板上のヘッダで9ポート追加できる

またZ790搭載モデルとしては、ハイエンド向けの「Z790 Taichi」も新発売。24+1+2フェーズ/105Aの電源回路を搭載するなど、Taichiらしい強力な仕様になっており、性能を追求する向きには良いだろう。そのほか、M.2スロット×5、Thunderbolt 4、デュアルLAN(Killer 2.5GbE+Intel GbE)などを搭載。価格は100,000円前後だ。

• こちらは「Z790 Taichi」。E-ATXサイズで、ヒートシンク満載な重厚な作り

• 背面インタフェース。デュアルThunderbolt 4、デュアルLANなどを搭載する

超強力仕様のZ790搭載Mini-ITXマザー

MSIから、Intel Z790チップセット搭載マザーボードが3モデル登場した。中でも注目は、Mini-ITXモデルの「MPG Z790I Edge WiFi」だ。Mini-ITXながら、10+1+1フェーズ/105Aという強力な電源回路を搭載し、高性能な省スペースPCを構築できるだろう。小型ファンを内蔵し、VRMをしっかり冷却。価格は61,000円前後だ。

• MSIの「MPG Z790I Edge WiFi」。白銀のヒートシンクが高級感を演出している

• インタフェースは充実。ネットワークはIntel 2.5GbEとWi-Fi 6Eを搭載する

待望のSocket AM5初のMini-ITXマザー

ASRockの「B650E PG-ITX WiFi」は、AMD B650チップセットを搭載するMini-ITXマザーボードだ。B650モデルながら、10+2+1フェーズ/105Aという強力な電源を搭載し、コストを抑えつつ高性能な小型PCを構築できる。M.2スロットには大型のヒートシンクを搭載。ファンも内蔵しており、強力に冷却できる。価格は54,000円前後。

• ASRockの「B650E PG-ITX WiFi」。大型のファンシンクでM.2 SSDを冷却する

• 背面のインタフェース。ネットワークは、Killer 2.5GbE+Wi-Fi 6Eという構成