サム・バンクマン-フリード氏が率いる仮想通貨取引所FTXの米国の関連企業であるFTX.USは、仮想通貨デリバティブプラとフォームのレジャーXを買収する。金額は非公表だ。

FTX.USのオーナーであるウェスト・リアルム・シャイア・サービスは、同社がレジャーXの親会社であるレジャーホールディングスを買収するための売買契約を結んだと発表した。発表によれば、この買収は慣習的な条件が満たされれば、完了するという。

レジャーXは、デジタル通貨先物やオプションを扱う取引所で、個人投資家と機関投資家が利用できる。 

発表によれば、レジャーXは既存の顧客に現在のサービスを提供し続けるとしており、この買収はレジャーXの運営に大きな影響を与えることにならないという。フォーチュンの報道によれば、この買収により、FTX.USはビットコインとイーサリアムのオプションと先物契約を投資家に提供するという。

「当社の技術力、製品ポートフォリオ、およびバランスシートをレジャーXと統合することで、米国のすべての仮想通貨トレーダーに革新的な製品を提供する能力が強化することになると確信している」と、FTX.USのブレット・ハリソン社長は述べている。