レノボ・ジャパンは8月31日、デスクトップワークステーション「ThinkStation P350 Tower」と「ThinkStation P350 SFF」を発表した。発表済みの「ThinkStation P350 Tiny」と合わせて、シリーズ3製品が出揃った。
「ThinkStation P350 Tower」ならびに「ThinkStation P350 SFF」は、エントリークラスながら最大10コアのCPUや高性能グラフィックスを搭載できるワークステーション。ECC、Non-ECC共に3200MHzメモリを最大128GBまで拡張可能。M.2 SSDとPCleスロットはGen4にも対応する。エントリークラスながらもCG制作や動画編集、解析、レンダリングなど幅広いニーズに対応できるとする。
拡張性に優れた「ThinkStation P350 Tower」、省スペース設計の「ThinkStation P350 SFF」が登場したことで、発表済みの1Lサイズの小型筐体「ThinkStation P350 Tiny」と合わせてシリーズ3製品が揃い、用途や設置場所に応じて選択可能となった。
「ThinkStation P350 Tower」は、グラフックスにNVIDIA RTX A5000を選択でき、電源ユニットには標準の500Wのほか750Wも選択可能。「ThinkStation P350 SFF」はグラフックスにNVIDIA T1000を選択でき、重さは約5.01kgと前世代モデルより軽量化されている。
ThinkStation P350 Tower
「ThinkStation P350 Tower」の主なスペックは、CPUがIntel Xeon W/第11世代 Intel Core i9・i7・i5/第10世代 Intel Core i9・i7・i5・i3、チップセットがIntel W580、グラフィックスが最大NVIDIA RTX A500、メモリが最大128GB PC4-25600 DDR4、ストレージが3.5インチ SATA HDD 単体最大4TB/2.5インチ SATA HDD 単体最大1TB/M.2 NVMe SSD 単体最大2TB。OSがWindows 10 Home/Pro/Pro for Workstations。
インタフェースは、Gigabit Ethernet対応有線LAN×1、USB 3.2 Gen2 Type-C、USB 3.2 Gen2×2、USB 3.2 Gen1×6、DisplayPort×2、マイク入力、ライン出力、コンボジャック。本体サイズはW170×D315×H376mm、重さは約9.4kg。価格は148,500円から。
ThinkStation P350 SFF
「ThinkStation P350 SFF」の主なスペックは、グラフィックスが最大NVIDIA RTX A500。本体サイズはW92.5×D309.7×H339.5mm、重さは約5.01kg。価格は143,000円から。その他のスペックは「ThinkStation P350 Tower」と共通。