アイドルデュオ・KinKi Kidsの堂本剛が主演を務める、映画『まる』(2024年10月18日公開)の場面写真が9日、公開された。
今回公開されたのは、沢田(堂本)だけではなく、沢田のアパートの隣人で売れない漫画家・横山(綾野剛)、沢田と同じ職場で働く矢島(吉岡里帆)、腕を怪我しコンビニでアルバイトを始めた沢田とともに働くコンビニ店員・モー(森崎ウィン)、沢田の高校の同級生・吉村(おいでやす小田)、古道具屋の店主(片桐はいり)、そして突如現れる謎の人物・先生(柄本明)らも“〇”にとらわれていく様子を切り取った場面写真。
いくつものの〇が張られた郵便受けの前で〇が描かれた紙を見せながら笑顔を向ける横山や、拡声機をぶら下げ、手を使って〇を作り双眼鏡のように覗き込む矢島の姿、さらに真面目かつ穏やかな性格で、嫌な目にあっても笑顔を絶やさないモーは、両手で〇を作りながら「福徳“円”満」の教えを沢田に伝え、先生は丸く切り取られた食パンを掲げる。
吉村も我欲をむき出しにした視線で〇を持ち沢田の前に立ちはだかり、古道具屋の店主は沢田が持ち込む〇を見つめる。日常が○に浸食され始める沢田のまわりの個性豊かな人物も続々と○にとらわれていく。
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【編集部MEMO】
映画『まる』ストーリー…美大卒だがアートで身を立てられず、人気現代美術家のアシスタントをしている男・沢田。独立する気配もなければ、そんな気力さえも失って、言われたことを淡々とこなすことに慣れてしまっている。ある日、通勤途中に事故に遭い、腕の怪我が原因で職を失う。部屋に帰ると床には蟻が1匹。その蟻に導かれるように描いた○(まる)を発端に、日常が○に浸食され始める。